2017年11月02日

富士山麓をぐるり散策(その1)大石公園&鳴沢村の秋模様

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10月の後半、二つの大きな台風に見舞われた。21号と22号は週末にかけて雨、風を伴い日本を通過。やれやれ、秋空の下、富士山麓を散策する予定も大いに崩れ、今回は台風の通過を待ち、24日、爽やか夢を求め富士山麓の小屋へと向かった・・・。ヤッホーって叫びたいところだが、こちらでもぱっとしない天候で気分も紅潮しない。そうだ!!先ずウオークをするに限ると村一周をてくてく。夕方、久しぶりに村の温泉で顔なじみの仲間と談笑。やっと「赤い心」が蘇った。

翌日も雨だったが、卓球仲間とラリーを楽しみ心は晴天。午後から、村の運動クラブへと。お手玉や、ボールで全身を動かし心身のバランスをとった。そう、思い通りにならない、だから向き合った仲間と体を動かすチャンスに嬉し涙と、心地よい汗を流した。ちょっぴり疲れたが楽しかった。

26日、晴天。冠雪の富士山が現れた。待ちに待った雄々しき姿にニッコリ。さあ、五合目に行こう〜。奥庭やお中道から富士の秋模様を眺めたいとスバルラインへと突入。が、雪のため4合目までしか登れないと言われ、5合目近くにある奥庭へは通行止めだった。残念だが仕方がない。富士山の秋は黄色が主体。ダケカンバがすっかり葉を落としたころ、カラマツがきらきらと輝き落葉を始める。昨秋、五合目のお中道をウオークした時、黄葉したカラマツを林越しに臨んだ神々しき富士山頂が目に浮かぶ。ミズナラ、シラビソ、オンダテ、コケモモなどが生えるお中道は天と地の境目、その中をさまよいながら、富士山と会話し触れ合ったのが懐かしい。

それでは河口浅間神社から母の白滝へ回ろうと予定変更。富士山信仰の対象と芸術の源泉の構成資産として、世界文化遺産に登録されいる河口浅間神社だが、歴史の始まりは、富士山の噴火を鎮めるため建立された864年から。境内に7本のスギの御神木があるが、これらの杉はいずれも樹齢1,200年に及ぶ巨木で、山梨県指定の天然記念物になっている。
また、杉、檜、つが、けやき、もみ(樹齢800年を超える)松、栃、などが百本以上もあり、境内は荘厳で厳粛な雰囲気を醸している。小屋に滞在中、必ず一度はお参りをするお気に入りの河口浅間神社である。

奥山にある母の白滝へと。母の白滝神社は河口浅間神社の末社で、富士山五合目にある冨士山小御嶽(ふじさんこみたけ)神社より分祀し建立された。富士山を正面に見据える立地にあり、展望台からの眺めは素晴らしい。おりしも昨夜、雪が降り真っ白な富士山だった。母の白滝も、連続的に降り続いた雨で水かさが増え、しぶきをあげながら流れる姿に思わず後ずさり。 平安時代から、富士登山者が登山の前に身を清めていた場所でもあり、マイナスイオンが満ちるパワースポットある。

河口湖湖畔をぐるりと散策開始。先ず大石公園へ。全長350メートルの花街道をゆっくり歩いていると、紅葉したコキアに出会い嬉しくなる。まさに紅い秋色風景で心も安らぐ。外国人が多く訪れる大石公園だが、晴天の日ならでわの明るさが漂っている。遠くで近くで、富士山と花を交互に見つめながら、歓喜のささやきの分かち合いが聞こえる。そして私は、その光景につられ同じ言葉を、違った風に強調している。おぉぉ〜いいね。晴れ間のひと時、心の傾きにさらされて湖を一回りし、昼食を楽しんだ後、再び村周辺で小さな秋色の発見を楽しんだ。夕刻、温泉「ゆらり」で富士を眺めながらまったり。今日の散策は富士山と共にあったのだった。

     やがて風雨は一休み

    林を吹き抜ける風は
    やがて杉の木を叩き
    私の胸をも吹き抜ける
    神が宿ると信じるススキが原
    赤松の木々も散策路に集まり
    誰も通らない神秘な空間を
    風は忍ぶように渦巻き吹き通る

    私の手も顔も紅く染まる秋模様
    その手にぽつぽつ降る雨
    見れば
    しずくで雑木林の木肌や
    赤い葉、青い葉もつややかなれど
    降り続いた雨も一休み
    やがて、山路は風景の中で輝きをます


171024_別荘周辺_113_s.jpg鳴沢村周辺の秋模様
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富士スバルライン

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河口湖周辺・大石公園
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母の白滝展望台

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母の白滝
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河口浅間神社
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七本杉
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諏訪神社
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河口浅間神社の境内
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2017年10月14日

関東をぐるり散策・昭和記念公園のコスモス

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三連休前、私は友人が出展している「小原流展」の観賞に行った。「秋の錦・琳派調」と銘打った花舞台に柿、カサブランカ、菊、コスモスなど秋の彩が集結していた。ああ、素敵!と友人に賛美を送る。帰路、ふと揺り籠のように揺れていたコスモスを思い出し、そうだ、私も写真で芸術の秋を表現しよう〜と思いつく。おりしも「昭和記念公園」ではコスモス祭りが開催中だった。コスモスが揺れる風情を思い描くと、急に頭の中がコスモスでいっぱいに。見たい、触れたい思いを心に携え、魅力的な公園へ・・・まるで花の妖精たちにやさしく手招きされているがごとく・・・

連休の中日で晴れともあれば人も動く。昭和記念公園で、こんなにたくさんの人々が集まっているのを見るのは初めてと思うほど、人、人の波。私はどちらかというと、静寂もいいが、多くの人のぬくもりが感じられるのもまた良しと思う方で、人々の笑顔とささやきに、どきどき、わくわくと心が浮き立つのを覚えた。

朝10時前、園内に入る。のびやかな芝生や丘の上を、足の向くまま気の向くまま自由自在。銀杏の並木道が池の噴水まで延びる光景、もうすぐ「真っ黄な秋」になるだろうが今はコスモスで、コスモスの群生が主人公。水鳥の池の鴨が、太陽を浴びながらゆったり揺れ動く。そんな優しい風景に癒されながら「みんなの原っぱ」につくと、急に一角が輝きだす。「キバナコスモス」の群生が目も覚める可憐さで光を放っていた。いいなぁ〜黄色の風景!私の好きな黄色の光景が輝いていた。

キバナコスモス宇宙でいっとき楽しんだ後、日本庭園へ。池を中心として滝、流れ、木橋に垂れ下がる風情はやはり美しい。江戸時代様式の園だが、池に映る「逆さ紅葉」が、小刻みな波のうちに静かに、鮮やかに浮かぶ。日本庭園を後にし、多種類のコスモスが群生する「こぼれびの里」へ。もろもろの名の本質と変化に摩訶不思議を感じる。深い発見はできないが、花の内部に神なるものを感じる。やがて花びらが枯れ、彩も薄くなったと、ふるえながら美を神へ返すのだろうか・・・。

ソバ畑を眼下にお弁当を広げた。丘いっぱいに広がる白、赤色のソバの花と食。なんと豪奢なひと時!その後、ケイトウ畑、最後にダリアの大輪の見事さに、感動、感動する。綺麗よ〜!!今回の花の見どころは、シオン、コスモス、ケイトウ、ダリア、ソバの花々であったが、ギンナンも負けじと加わり盛りだくさんの秋模様であった。
        華やかな里
     コスモスが咲きほころび
     素朴な里は今、華麗
     鮮やかに、輝やに彩る、秋
     待つこと一年この季節
     優しさ広がるこの里で
     コスモスが今年も咲いた
     おおらかに人を惹きつけ
     詩も詠みたくなるコスモスの丘
     あらゆるものが色彩に染まり
     心の琴線に触れる秋模様、それは10月

171008_昭和記念公園_006_s.jpg昭和記念公園
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「よみがえる樹々の命」展
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ヒマラヤ杉の球果
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シオン
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キバナコスモス
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日本庭園
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コモレビの里
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ソバの花
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古民家
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ケイトウ
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ダリア
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みっちゃん
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結納
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ツグミ
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ムーンワルツ
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黒蝶
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朝日てまり
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芸者ガール
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皇帝ダリア
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ギンナン
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パンパスグラス
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2017年10月02日

関東周辺をぐるり散策・渋谷の散歩道で

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9月に入り、北海道の旅を楽しんだ後、日々の用事が多々あり、なかなかゆっくりとはできないまま月の終わりとなった。そんなせわしい暮らしの中でも、急に輝く時間を送ってもいた。芸術の秋だと、N響コンサートでショスタユービィッチの交響曲第7番作品60.。渋谷文化総合センター―大和田桜ホールで、藤原歌劇団のテノールの饗宴に耳を傾けた。私のコーラスの先生も出演されていたのでさらに楽しかった。又、シネマは「セザンヌと過ごした日々」や「パッション・フラメンコ」を、渋谷の文化村の映画館で。これらのお楽しみはすべて渋谷だったが、美術は少し足をのばした。

上野の東京都美術館で「ボストン美術館の至宝展」を。東西の傑作ここに集結って感じのコレクションに圧巻。日本の英一蝶(はなぶさ・いっちょう)の「涅槃図」。中国美術も素晴らしかった。特に「陣容の九龍図巻」の龍は生きていた。後、愛され続ける画家のゴッホの「郵便配達人」「ルーラン夫人」にドガ、ルノワール、モネなどに心が躍った。

ある日、吉祥寺近くにいある武蔵野市立吉祥寺美術館で「青野文昭展」を鑑賞した。井の頭公園は都会の真ん中にあり、自然文化園など住民とのかかわりが深い。その日も池周辺にユニークな出店が並んでいた。そう、この界隈は芸術、文化の薫りがする。公園の池の橋を渡ると、声がかかってきた。「さあ、どうぞ、今日は都民の日です。水生物園も動物園も入場は無料です〜」と。そうか!無料なら入ろう〜とすたこら寄り道。鳥の卵をあれこれ眺め、池の写真を撮り、青野文昭展へと向かった。

青野文昭さんは、廃材やがれきなどを「なおす」ことで彫刻作品を制作されている。「なおす」ことは原形にすることではなく、知識や想像力で壊れた部分を埋め合わせていく過程で、異なる形が表現されていく。と、東日本大震災で発生したがれきを使った作品を発表。今回の個展は、古くから住民に親しまれてきた井の頭公園の池を象徴する空間を展示室中央に置き、タンス、自転車、本棚、自動車などを組み合わせの彫刻。「水源をめぐるある集落の物語」と、普遍化した吉祥寺の記憶を表現されている。

ユニークな作品ばかりで楽しかった。作品を観ながら、ふと私の幼い子どもの遊び道具のことを思い出し、そうだ、我が子どもたちのおもちゃも廃品(がらくた)だったなぁ〜と。プラスチックの卵ケース、空き箱、木や布の端くれ、紐など、さまざまなものを組み合わせたり、木工で接着したり、紐で結わえたりして何かを創っていた。それが「おもちゃ」だった。ニュ―ヨークに短期滞在した折も、スーパーの買い物で出た廃品で、ひな人形を創り飾っていた。ホテルのメイドさんが「これ、素敵ね、いただけませんか?」と言われ、「いいよ、どうぞ」と子どもたちはにこにこと差し上げていた。
今までの私の記憶のなかに買ったおもちゃは浮かばない。たぶん、楽しく創ったおもちゃ作品で満足していたんだね。と、遠くに去った年月を紐とく中で浮かぶ子どもたちの姿・・・ああ、なつかしい!

9月の最後の土曜日、カメラをぶらさげ代々木公園に向かった。花、花、おお花よと目ををキョロキョロさせながら散策。NHK前広場では、「ザ・北海食道」が開催中。ラーメン、ジンギスカンなど食べ物がずらり〜。大地の香りがプンプン。花より団子。味覚の秋、おいしそう〜!

代々木公園の花たちも紅葉へ向かって、ただ今、休憩中。夏の花、秋の花、やや赤らむコキアも可憐だった。ベンチを見やればフルートを奏でる若者が一人。ふと、孫を思い出し、うぅぅと胸が熱くなった。猛スピードで駆け抜けるランナーに拍手を送りながら公園を後に。さあ、一休憩しょう〜と明治神宮の「社のテラス」で一杯のココア!・・・その日の夕焼けは真っ赤だった!我がマンションのテラスからいろんな夕焼けが見えるが、その日の夕焼けは真っ赤だった!

                 夕焼け
             西の空に夕焼け
             空いっぱいに広がる夕焼け
             なんと表現しようか
             なんと書き表そうか
             目もさめる夕焼けは西の空

             折り重なる色が美しい
             地平線に黒雲の山
             赤らむ雲の間から青い空
             夕日が雲に溶け広がっている

             台風は東の海へ流れ去り
             夕焼けが残る
             宇宙が変わったように美しい
             なんと表現しようか
             なんと書き表そうか
             自然現象にただ見とれるばかり

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渋谷公園通りで
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170930_代々木公園_002_s.jpgHALLOWEEN・ ISARTI(東急ハンズで)
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ザ・北海食道フェアー(NHK前広場で)
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代々木公園で
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コキア
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ハツユキカズラ
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ブルネラ
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ユリウス
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社のテラス・明治神宮で
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紀伊国屋前で
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ハチ公前のスクランブル交差点で
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ハチ公前の緑色の電車。昭和29年10月〜45年3月まで東横線として使用。超軽量電車5000系の第1号車。
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吉祥寺・井の頭公園で
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東京都・井の頭自然文化園で
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クロトキ
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青野文昭展で
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東京の夕焼け
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雲間の夕焼け
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posted by 森 すえ at 04:53| Comment(10) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする