2018年05月23日

関東周辺をぐるりと散策・渋谷・鹿児島おはら祭

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2018年5月19日(土)〜20日(日)、鹿児島の秋の風物詩として名高い「おはら祭」が渋谷で、「渋谷・鹿児島おはら祭」と銘打ち今年も開催された。このイベントは鹿児島と渋谷が歴史的に深い縁があることから、1998年に渋谷区の協力のもと、文化交流の一環として行われているもの。当日は、渋谷109前を通行止め。道玄坂・文化村通りをメイン会場に、おはら節から太鼓演奏まで多彩な内容で、賑やかにわっしょい。そのほかにも「渋谷・鹿児島の観光案内」や「さつまの物産展」など、お楽しみも一杯。

「鹿児島おはら節」は、江戸時代から伝わる鹿児島県の民謡で、歌いだしは「花は霧島 煙草は国分 燃えて上がるは オハラハー 桜島」。東京音頭の前奏部分は、この鹿児島おはら節が元になっており、渋谷・鹿児島おはら祭でも、この「鹿児島おはら節」にのって踊りが披露されていた。

今年も、南九州最大のお祭りをまじかで楽しめるチャンス到来とあり、カメラを抱え、渋谷道玄坂通り、文化村通り、ハチ公前広場へ出かけ・・・ハイ、群衆の中へ・・・、南九州最大級の「おはら祭」のパレードを追いかけた。 [第1部]として踊りパレードが開始。おはら節、渋谷音頭の曲に合わせ、踊りが繰り広げられ、[第2部] としてはアトラクション。若者の踊り、太鼓演奏のエネルギーが爆発した。私はゆれ動く人、人、人の波にもまれ、汗だくだくになりながらも、急に輝きだした道玄坂でひと時を過ごし、まさに、わっしょい、わっしょい。

翌日、季節の花としてやがて脚光を浴びる「あじさい」を一足先に見つめてみたい。と渋谷の街中や公園をそぞろ歩いてみた。紫陽花、紫陽花と目をきっょろきょろさせ、ビルの片隅に目をやると、紫陽花の蕾があちこちで微笑んでいる。そんな紫陽花に満足しながら、さらに代々木公園へ。

陸橋を渡り公園へはいると、濃い緑色の風景の空間で、藍色の蕾が無数に散らばっている。薔薇色、水色の紫陽花をながめ、うお〜見つけた!と心臓がパクパク。緑の葉が、薔薇色の下でまるで手慣れでもしたように、そっと美を支える風情、誠に麗しい。私は瞬間、カメラを向け、葉の陰にひたり、夢みごごちの紫陽花をクローズアップした。もうすぐ、紫陽花の季節がやってくる。再び私は遠くから、近くから眺め、初夏の花に賛美の花言葉「七変化」「八仙花」を呟きながら歩みよりたい・・・。

5月中旬、目黒美術館で「藤田嗣治・ほんのしごと」を鑑賞。明治以降、海外で絵を学び、活躍した藤田嗣治の文字を装う絵の世界などが披露されていた。1919年、藤田は初めての挿絵本「詩数編」を手がけ、1920年には30冊以上の挿絵本をフランスで出版。本展では、戦前のフランスで発行された挿絵本、1930年から、40年代の日本での出版にかかわる仕事、1950年フランスに移住した後の挿絵などを中心に「ほんの仕事」を振り返り、藤田の幅広い創作活動ぶりがバラエティー豊かに展示されていた。

渋谷文化村シネマで「DARIDA・ダリダ」を楽しむ。60年代、美貌とエキゾチックな歌声で、フランス全土に社会現象を起こし、一躍スターとなったダリダ。歌手としての成功をつかんだが、私生活では数々の恋愛に悩み、愛する人との幸せに憧れつつ、出会いと別れに傷ついていく。その経験を歌にして、ステージで輝き続けるダリダの激しく、哀しく、美しい生涯物語だった。
              紫陽花

         道端に雅やかに咲く花、紫陽花
        水滴を光らせ大きく、今、開花
        神が生み出した万物の一つ、紫陽花
        雨は、雲は、花のために
        踊りながらいっしょにゆれ動く

        海の青さ、夕陽の色模様
        一本ずつ、太陽の周りに集まり
        そして今、無数の彩が陽に乗って、
        高地で根付く、耀く初夏の花、紫陽花 

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一杯のカフェー 
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渋谷・鹿児島おはらまつり
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シネマ「DARIDA] 
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  藤田嗣治・作品
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  藤田嗣治・作品

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2018年05月12日

関東周辺をぐるりと散策・渋谷の花々

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長年、ゴールデンウイークは山梨の小屋で滞在していたが、今年は家の事情もあり、東京にとどまっていた。都会で1週間、どうしたものかと、やや懸念しつつ、日ごろと変わらない生活習慣、すなわち渋谷周辺を歩きまわっていたが、まあまあ楽しく過ごしていた。ここ数年、渋谷の街で、身の丈にふさわしい生活が地についてきたのかも?が、なんといっても渋谷は、西洋人から見ても好感度の高い街と、多くの外国人がやってくる。

渋谷の良さは、例えばショッピング、食事などに、文化、美術館、シネマ、遊びどころ、公園も多々あるが、なんといっても交通の便が良く、30分もあれば大概のところへ行ける。とは言っても都会。やはり山、河は遠く大自然の魅力に欠けるが、今年は仕方がないので、渋谷界隈を、小さな足取りで、路地裏をぬけながら、新しい発見を楽しんでいる。

そんなある日、渋谷文化村美術館で「くまのパディントン展」を鑑賞。世界中で愛されている「子グマ」が、ロンドンから渋谷にやってきた。イギリスを代表する「パディトン」シリーズは、1985年、作家マイケル・ポンド氏によって誕生。その後、40以上の言語に翻訳・出版され、絵本、アニメ、映画やぬいぐるみなどの分野でも世界中で愛されている。今年は、バディントン生誕60周年、また、2017年6月に、91歳で逝去された作家・ボンド氏への追悼の意を込められ開催された。ボンド氏は、「パティントン」はまっすぐな性格、正しい行いをする紳士的な熊。この熊を、よろしくお願いします。」とのメッセージ。はい、私も熊の好奇心、正義感を心に・・・

晴天のある日、渋谷の花々を撮ろう〜と代々木公園へ向かう。公園通りに差し掛かると、アートの花壇がリニューアルされていた。うわぁ〜素晴らしい!と新緑の輝きにマッチした花壇に拍手。バラが咲く代々木公園に入ると、世界が急にひろびろと開けていた。噴水のしぶきが微風に揺れ、花壇の花々も微風に揺れていた。そんな光景を眺め、ふと気づく。

私は30年以上も前から、すばらしい風…微風を代々木公園で味わっている。晴れ渡った空の下、軽快にそよ風を受けながらウォーキングした時、この上ない幸福感をかみしめていた。その感覚が今も続いていることに感謝し、これからも微風の余韻が、おもむろに自分のなかへと入ってゆくのを味わっていたい・・・
    
      バラ  
    バラ園にバラ千本
    香りの花、ここに咲く
    淡いピンクに白、赤、黄色
    真っ赤な情熱が、私の胸で咲き
    思い出も咲いてゆく・・・
    バラ園に花千本
    強い香り、まぶしい太陽
    おお、美しい!
    人の優しい微笑みが
    輝く花にもぐりこむ
    ああ、ロマンスの花、バラよ!

180430_代々木公園_103_s.jpg公園通り
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代々木公園
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ハナニラ
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キンセンカ
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ポピー
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ノースボール
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アグロステンマ
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シラン
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ヤグルマソウ
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シバザクラ
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ハナビシソウ
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くまのパディトン展
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作家マイケル・ポンド氏
posted by 森 すえ at 09:19| Comment(8) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月02日

関東周辺ぐるりと散策・亀戸天神社の藤まつり


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東京都・江東区にある亀戸天神社の藤の花は、4月の下旬から一斉に咲き始める。薄紫の可憐な花が幾つもの房となり、藤棚から風に揺れる様はとても美しく、「東京一の藤の名所」と名声も高い。だが私が出かけたのは4月下旬、真夏並みの暑さで、花の見ごろも過ぎていた。う〜い、期待はできないかも。とあきらめつつ地下鉄で錦糸町駅へ。

駅前でまず、「旭川しょうゆラーメン」を頂いた後、亀戸天神社へ向かう。15分ほどの道のりを、下町情緒にふれながら歩いて行くと、前方に東京スカイツリーがクローズアップ。思わず嬉しくなる。亀戸天神社に到着し、どれどれ〜藤の花は?と、太鼓橋の上から神内を見渡すと、やはり藤の姿は遠のき若葉が光っていた。が、池の周りの優雅な余韻は残っていた。

そう、心字池を囲む藤棚に紫の花が咲き誇り、池に写る姿と淡い香りが漂っていた。わぉ〜、まだまだ綺麗だよ〜。その雰囲気は、幽玄の世界そのもので、誠に華麗で麗しい。ラッキー、ラッキーと多くの人の目が藤に集中。この美しい花は江戸の名所となり、五代将軍綱吉公、八代吉宗公も訪れたという記録があり、また多くの浮世絵などの題材にもなった。毎年、4月下旬には、濃い紫色の境内の中へ参拝者を導くのだが、今年の開花は1週間ほど早かった。まあ、自然の摂理には逆らえない。だが、境内から藤の姿が消えようとも、4100株の美の命は来春へ続くだろう〜。

亀戸天神社は、古くは九州太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」、あるいは「亀戸宰府天満宮」とも称され、明治6年に東京府社となり亀戸神社と号し、昭和11年に現在の亀戸天神社となる。学業の神様として参拝者も多く「藤祭り」と「講祭」が同時に開催中だった。
境内は混雑していた。100以上の露店で賑わう境内を歩きながら、本当に日本人は花が好きなんだと感じ入るが、今ではどこの花見見物でも大勢の外国人を見かける。豪華絢爛な花模様は、すでに世界的な人気なのかもしれない。今年は桜の開花も早かった。藤は桜が散るタイミング、そう、春の終わりに咲く花で、今年、早くに咲いた桜に優しく追従した風だったが、どちらの花も日本の美の象徴。素敵な関係は永遠に・・・

4月下旬、上野の東京芸術大学美術館で「東西美人画の名作展」を鑑賞。春こそ美人の出番ですと、上村松園の美人画の最高傑作の「序の舞」が展示されていた。上村松園は京都に生まれ、独自の美人画様式を確立。官展を中心に活躍し、昭和23年、女性としてはじめての文化勲章を受章。又、本展では江戸時代の風俗画、浮世絵画に近代美人画、明治中期から昭和前期まで、東京や関西における美人画の名作を追っていた。

国立西洋美術館の「版画素書き展示室」で、マーク画廊と20世紀の画家たちを観る。パリのマーク画廊とゆかりの深い画家たちの中から、ボナール、ミロなど6人を取り上げ、画廊主のマークとそれぞれの画家たちの関係に光が当てられていた。続いて、東京国立博物館で「名作誕生」を鑑賞。日本美術史上には「名作」と呼ばれる作品が多く存在する。海を越えて日本へもたらされた名作、古典に学び新時代の美意識で生まれ変わった名作など、さまざまなプロセス、ドラマをもって誕生し、語り継がれてきた。普賢菩薩などの仏教美術に、伊勢物語や源氏物語などの古典文学など、創造の物語が時を超え、今、蘇り、系譜をたどっていた。
           
          藤の花
    藤の花を眺めんと、期待を背負って
    赤い太鼓橋を登ってゆく
    私は紫色の優雅さを探してみたが
    花は幻になっていた
    私は橋を降り、池に近づき
    再び、麗しいかんばせを探しにゆくと
    徐々に力衰え
    みずみずしさの消えゆる先に
    淡い夢が広い輪を描いて光っていた

180428_亀戸天神社_001_s.jpg錦糸町駅前マップ
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錦糸町公園
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東京スカイツリー
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亀戸天神社
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太鼓橋(男橋)
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180428_亀戸天神社_117_s.jpg池の周りの藤の花
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180428_亀戸天神社_131_s.jpg五歳の菅原道真公
180428_亀戸天神社_024_s.jpg太鼓橋(女橋)
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神牛
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亀戸天神社
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御嶽神社
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弁天堂
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手水舎
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「名作誕生」展
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「東西美人画の名作」展


posted by 森 すえ at 00:00| Comment(6) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする