2017年09月04日

富士山麓をぐるり散策(その2)すすきがなびく風景の中で


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盆明けから陽射しが射す日が続き、ああ、よかった!と思った。だって時たま山麓の樹の葉が、秋を待たずに、赤や黄色に移ろうのを見ると、わびしくなってくる。さあ、富士山を眺めに出かけよう〜。だが、夏の富士山は大体がかすんでいるので、陽が射す山麓へとカメラを抱え歩くが大概ぼやけている。まあ自然には逆らえない。姿が見えるだけでも幸せ!

ある日、白樺、杉、赤松が続く奥地へとさらに入り込んでいくと、野草の花畑に出くわす。月見草、ススキ、ヒルガオ、萩、野菊、合歓の木の花が可憐に咲いている。まさに人里離れたユートピア。暦もなく、心の安らぎと陽が満ちる空間で、あくせく考える必要な何もない。都会と山麓のまるで異なった時間の流れが、一つの原風景をよぎり、輝きの中で落ちていくようだった。一歩一歩と人里離れた桃源郷にたどり着いたが、後日、再びこの地にこれるのかな?と、ふと思う。桃源郷って探し当てるものではなく、その時、自分自身の心の渇きが求める風景だから、たとえ、再び眺めても今のような美意識の存在はないかもしれない。

富士登山の出発は、富士山駅近くの「金鳥居」をくぐり「北口本宮富士浅間神社」へ向かう参詣道を往くことから始まる。そして中の茶屋で一服し、馬返し、二合目、三合目と山頂を目指して登っていく。私は6合目までの石段登りを何回か楽しんだが、近ごろは中の茶屋から浅間神社へ下ったり、馬返しまで登ったりと、中の茶屋を起点に原野をうろうろすることが多い。今回も中の茶屋から浅間神社への4,5キロのウオークを楽しんだ。中の茶屋で出会った登山家から一緒に登りましょうって誘われたが、とんでもない。とても無理。山麓で富士を愛で、花を愛で、時を愛でたらそれでいい。どこを歩いても富士山に抱かれていると思えるから。

山中湖近くの花の都公園ではひまわり、百日草が綺麗に咲いていた。明るい顔でニッコリ笑うひまわりは、まさに黄色い夏にふさわしい。河口湖から西湖へ回ると、音楽の合宿訓練中の若者が、ブースカブースカとラッパを吹く光景も夏らしい。微かに映る坂さ富士に感嘆し、久しぶりに見た富士の美しさに胸が躍り、西湖を挟んで富士と私の微笑が対峙する。

河口湖美術館で「ダリ版画展」が開催中だったので思わず入館。サルバドール、ダリの芸術に触れる機会が結構あり、スペインのフゲラスにあるダリ美術館へは2度訪れた。ダリらしい個性的で面白い作品が天井からぶら下がっていた。又、10年ほど前、磐梯会津高原にある諸橋近代美術館でもダリの絵画・彫刻・版画などの作品を鑑賞。磐梯山を臨む、美しい庭園に囲まれた美術館でひと時を楽しんだのが懐かしい。今回のダリの版画は柔らかい時計などの作品に、地獄、天国・・・人間の生と死の本然の姿を表現していたように思え、印象に残るダリ展にしばし陶酔した。

夏の終わり、静岡の友人が樹海を歩きたいと仲間を4人連れてやってきた。8年ほど前、西湖の背後に聳える毛無山の中腹で、友人と知り合い、それ以来、友誼を重ねてきた。今回、樹海のウオークを希望する友人とその仲間とのハイキング。先ず、風穴から野鳥の森の往復5,2キロをウオーク。さらに風穴から氷穴までの往復3キロへ歩を進め、トータル8キロ強の樹海コースを堪能した。鳴沢道の駅で昼食後、我が小屋へと移動。和気あいあいとひと時を楽しんだが、たわいない話が仲間意識で温まるのを実感した。ほんと、ほんと、楽しかったよ〜!!
翌日、私たちは、滞在中のいっぱいの荷物と、夏の思い出を車に乗せ、東京へと戻っていった。さあ、次の富士山との出会い紅葉の季節かな?
        旅のおわりに 
     富士山麓の旅は終わった
     余韻を残して終わった
     歴史を学び遺跡を学び     
     地形を学んだ

     世界は広いと新たに思う
     異文化の面白み
     自然が織り成す風土の違い
     植物も動物も都会と何処か違う
     
     山麓は明るく 美しく
     空も青く澄み
     人も話す言葉にとげは無い
     太陽と仲良く歩いた神社めぐり
     記憶に残る旅であった

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富士パインズパーク
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170818_中の茶屋・他_59_s.jpg中の茶屋
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北口本宮富士浅間神社
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花の都公園
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花の都公園
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西湖
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てくてく橋
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河口湖
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河口湖木の花美術館
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河口湖美術館
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樹海
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樹海散策仲間と
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鳴沢村周辺
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posted by 森 すえ at 04:55| Comment(8) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月31日

富士山麓をぐるり散策(その1)富士の姿なき風景の中で


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7月下旬から35日あまり富士のすそのに滞在中、日中、雄々しき山頂を眺める日はあまりなかった。早朝の5時に散歩にでかけると、霞みがかった富士の姿をときたま見ることはあったものの、ぱっとしない光景に、今夏の日照不足をひしひしと感じつつ、焦らない、怒らない、くさらない、負けない精神でてくてく歩いた。そう、急に輝く、そんな時間に期待して・・・

古代より、富士山は、山頂だけでなく、奥深い山の懐から大きく広がる裾野にいたりすべてが聖地。雄大な森林のいたるところに、聖地が存在すると思えるから、神社や澄んだ湧水を口に含んでほっと深呼吸をしたり、はたまた富士山頂への巡礼の道を歩いた。苔むしり、無数の溶岩洞窟がある樹海へも頻繁に心身を運んだ。雨日でも樹々が天を覆う樹海では傘はいらない。日射、雨など天候に左右されない、マイナスイオンがいっぱいの樹海は、まさに貴重な心身鍛錬の散策コースである。

富士山の絶景ビューポイントとして、大石公園などその名が数多く連なる河口湖はつとに有名。湖畔周辺から、縄文時代〜平安時代の遺跡も数多く見つかっており、中世には富士浅間信仰の北麗に「河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)」があり、今にいたる樹齢千年をこえる神木が、富士山信仰の原点を物語る。凛とした空気に包まれる境内に足を踏み入れると、天をつくがごとき7本杉の巨木が、1200年の悠久の時を超え、私たちを浅間神社の神域へと招き入れる。

背後の山中で清冽なしぶきをあげる「母の白滝」の歴史も平安時代から。富士山を目指すものは、この滝で身を清めたとされる。滝つぼへ降りていくと、水の流れの冷やかさがひしっひしと肌に沁み、神の存在の感触に狼狽し、まるで自分の姿が流れ消えていくがごとし。滝のわきには河口浅間神社の末社「母の白滝神社」があり、富士山の神様「木花咲爺姫命」の姑神「タクハタチチヒメノミコト」が祀られている。聖地にふさわしい空気に包まれる神社一帯の散策は誠に清々しい。展望台から富士山の姿が見えなかったのに未練が残り、帰京まじかの晴れ日に再び訪れたのだった。

今夏、盆明けまではこのようなさえない日和が続いたが、それでも足和田山ハイキングコースから見る西湖の青さ、天上山(カチカチ山)の紫陽花の美しさに胸がきゅんとなった。山梨は温泉の宝庫、村の温泉でおしゃべりしたり、山越えしての湯けむりを楽しんだもの。一日のうちに晴れ間が見え隠れすることもあったが、概して曇り空が多かった。時おり、夏らしい雨が、揺れ動く梢の中から降り注ぐ光景にも風情があったが、やはりお天気のほうがいい。夏は黄色の太陽が良く似合うから、太陽が輝きだしたら、明るい麦わら帽子をかぶって出かけよう〜。

               ああ、黄色い太陽
          黄色い太陽が山頂を照らす時
          瞬時、私は旅人に戻る
          手足の動きが止まり
          目だけが陶酔し
          愛の流れを超える
          これまでの道のりはどうであれ
          ああ、黄色い太陽の下で熱い人になりたい

          遠くを眺める私はさすらい人
          感傷する心が
          光の動きを追いかける
          雲の色が赤まったり
          黄金に輝いたり
          これまでの道のりはどうであれ
          ああ、黄色い空間がひろがってほしい

          黄色い太陽が不安げにゆれ
          無限大の不思議
          好奇が吸い込まれ
          あらゆる日々をつらぬいて
          旅を半歩、先へ進める
          これまでの道のりはどうであれ
          ああ、黄色の空間で肩を抱き合いたい

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カチカチ山展望台から
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河口湖
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山梨・三郷町(みたまの湯)周辺風景
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みたまの湯より八ヶ岳連峰・南アルプス・北岳を望む
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河口湖・大石公園
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河口湖・富士大石ハナテラス
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母の白滝
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母の白滝神社
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樹齢千年を超える杉の樹
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河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)
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諏訪神社
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山神社
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母の白滝展望台にて
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posted by 森 すえ at 09:00| Comment(9) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月16日

関東周辺をぐるりと散策・上野公園の不忍池(しのばずのいけ)

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暑い夏、「熱中症対策を十分にして出かけてください」とテレビで度々放映されている。そう、東京は猛暑のるつぼにはまったような日々。家にいても暑い、外に出ても同じ。ならば楽しみを求め暑い中で楽しもう〜と上野公園に向かった。今、夏の風物詩として、多くの人々に愛されている不忍池の蓮が満開中。その美しい花に両手をさしだしながら謳歌しよう〜。

不忍池は、上野公園内の南西部に位置し、周囲は約2キロ、池の面積は約11万平米。池の中央に島が築かれ、国家の安全と人々の福寿円満の祈祷のため弁財天が建立された、その当時、参詣者は舟で往復したが、1670年頃、参道の陸橋ができた。その結果、池は3つ(蓮池・ボート池・鵜の池)に分かれている。池の広さは、戦争中食糧難のため田んぼに変えられたりで、次第に埋め立てられ、現在では昔の約三分の二。蓮の鑑賞できる池は「蓮池」と「鵜の池」のみで「ボート池」に蓮はない。

7月11日、晴れ。蓮を見よう〜と、友人と弁天堂で11時に待ち合わせをした。蓮の開花時間は早朝。朝の6時頃が見頃だが、私が不忍池に着いたのは8時30分。うおぉ〜ラッキ!!つぼみ、満開の蓮が憂いなく美しく、支えきれないほどの葉っぱの上で、下で、隙間で輝いている。

蓮の花は、早朝花を開き、昼前後には閉じる。蓮の花の命は4日ないし3日間で儚い命である。見れば、新鮮な顔つきで優雅に咲いているのや、すでに大きく花を咲かせた後、つぼみとなっているのや、何日かの開花を終え、花びらを閉じる力もなく散りつつあるのもあり・・・とさまざまだが、さすが江戸時代より浮世絵に描かれたほどの不忍池の蓮。どの蓮の表情にも風情があり、優雅な輝きが池に解き放たれている。

「ひらいたひらいた」というわらべ歌に「れんげの花が開いたと思ったら、いつのまにかつぼんだ」、そして「れんげの花がつぼんだと思ったら、いつのまにか開いた」と、れんげ草の特徴をよく表わしているが、れんげの名は「蓮」の花に似た草というイメージで名がついたそうだから、まさに開いては閉じ、閉じては開くを繰り返す蓮の歌のよう〜。

寛永寺から参道橋を渡り弁天堂へ向かう周辺にいくつかの碑が立ってる。先ず、参道入口から20mほど左側に行った植え込みの中に「駅伝発祥の地(記念碑」が。不忍池が日本で初めて行われた駅伝競走のゴール地点だったことから、この地に立っている。次に「めがね之碑」がある。 眼鏡が日本に渡来したのは約420年前のこと。文化の発達につれてめがねの需要も増し、文化、政治、経済に大いに役立った。 明治百年を記念してその功績に感謝の念をこめ碑が建立された。そのほか「暦塚」「烏塚」「包丁塚」・・・など面白い石塚がある。

上野動物園の門は「表門」「池之端門」「弁天門」の三か所。弁天門はこれまで出口専用だったが、7月11日から出入口門としてスタートした。おりしも私が弁天門のそばを通った日でもあった。鵜の池は動物園内にあることもあり、私は蓮を撮るために弁天門から入園した。陽を浴びながら、揺れ動く蓮の花のなんと美しいこと。間もなく太陽が湧きたち、熱射が当たり、花びらは閉じられるだろう。蓮は誰に向かって咲いてるわけではないが、今は見知らぬ私一人のために美が輝いていると思えた。

ついでにパンダも見ようと急いでモノレールに乗り東園へ。リーリーが元気よくささを食べている。うい〜、もうすぐ赤ちゃんパンダもお披露目されるだろう〜。楽しみ楽しみ。さあ、友人が待っている弁天堂へ行こうと、急ぎ足でイソップ橋を渡り弁天門へと戻った。

友人とレストランでピザ&コーヒでの至福時を過ごした後、友人は歌舞伎が観たいと銀座へ向かった。私は国立西洋美術館で開催中の「アルチンボルト展」の鑑賞へと。だまし絵的な描き方の特殊さに魅了され、奇妙さに圧倒された。花、果物、動物の組み合わせ方、線の正確さなど一つひとつの描写はまさに科学的。「さあ、謎解きの世界へ」のキャッチフレーズに魅かれ興味津々と眺めたが、画家の技術力はやはり半端ではなかった。ユニークと感動しながら、ふと思った。もし、蓮の花を具現化しただまし絵であれば・・・

         夢の創り花
      蓮の花に愛があり
      揺さぶられるいとおしさがある
      つぼみの中に夢があり
      不思議な出会いの一瞬がある

      蓮の花にあなたの顔があり
      微笑む奥ゆかしさがある
      夢の創り花に蓮がよく似合い
      想いに馳せる雰囲気がある

      愛で包まれた創り花
      それは池の蓮
      夢と蓮にあなたの人柄が映り
      夏、二つの想いの息が合う

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上野寛永寺
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  渡り参道から弁天堂へ
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不忍池の蓮
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弁才天
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大黒天堂
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暦塚
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眼鏡の碑
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烏塚
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包丁塚
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駅伝発祥の地(記念碑)
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上野動物園・弁天門
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上野動物園・西園
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ウオキツネザル
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ペンギン
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フラミンゴ
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モノレール
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寛永寺の五重塔
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パンダの赤ちゃんの成長記録
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リーリー
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動物園からの不忍池
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二ホンコウノトリ
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不忍池(ボート池)
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国立西洋美術館・アルチンボルト展
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posted by 森 すえ at 14:23| Comment(10) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月09日

関東周辺をぐるり散策・目黒天空庭園

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2010年3月28日、目黒区にある首都高速道路の大橋ジャンクションが開通。南北に走る中央環状新宿線の山手トンネルと、東西に伸びる首都高速3号渋谷線(東名道・都心)が交差するこのジャンクションは、沿道環境の保全を図るため、遮音壁の上に排煙窓が設置され、4層ループの覆蓋(ふくがい)構造。四つの葉を重ね合わせたようなコンパクトな殻に閉じ込めた形だが、上空から見ると四つ葉のクローバ型の構造がよくわかる。

その大橋ジャンクションの屋上に「目黒天空庭園」という庭園が誕生した。行き方は簡単。東急田園都市線、池尻大橋駅から徒歩5分で「目黒天空庭園」の入り口に立つ。入場は無料。天空庭園って珍しいと全国から見学者が訪れるが、私も自宅から近いので、すでに何度か庭園散策を楽しんでいるが、今一度花を愛でよう〜と、ある梅雨日の午後、出かけた。

先ず「クロスエアタワー」の9階へと。その階は「目黒天空庭園」に連結しているので、庭園東口広場へと出ると、アカマツ越しに陽が射すベンチでくつろぐ女性の姿、展望台デッキから富士山を望もうと遠景に目をやる若者。うわぁ〜まぶしい!そうだ私は空の息をころした谷間に高速道路、足元に植物がありという不思議な宇宙空間にいるんだ・・・。

日ごろ、地に足をつけ歩いているので、空中に浮かぶ公園の散策はなんとなく落ち着かない。だって庭園の下は高速道路のジャンクション。そう、庭園の真下に、らせん状に大きく渦を巻いた高速道路が走っているのだ。そわそわと気になるが、だんだんと自然に惹かれ晴れ晴れした気分へと。四季の広場、憩いの交流の場へとまわると、花の香りが漂う段々畑があり、午後の休憩に集うサラリーマン、イヌと散歩する人、学生たちがリラックスする光景に寄り添って私も仲間入り。

散策中の女性に私の写真、一枚とお願いする。気さくにOKとシャッター。そしてしばし談笑を楽しんだ。図書館帰りのその女性いわく、「私は辰年生まれだがヘビが大好き。マムシは飛びつくので退治するが、青大将、白ヘビを見ると近寄り触る」と言われた。いくら白ヘビが水の神様として縁起がよいとしても・・・である。私はへぇ〜と驚きながら興味津々。そうそ、私も辰年なのであなたと同年ね?と言うと、その女性は私より一回り若い辰年だった。二人は同時に「ええっ??!!」と笑いながら見つめ合った。

庭園内は平らではなく、高低差があり変化に富んでいる。穏やかな曲線を描く築山と丸みを帯びた樹形、野の原の組み合わせのエリア、あそびの広場からくつろぎの広場へ。四阿(あずまや)周辺の伝統的な日本庭園の景観を楽しみながら憩いの森へと歩を進めると、明るく開放的な花と木陰の向こうに雑木のトンネルがあった。コミュニティスペースは花木・果樹、野菜、つる植物、実のなる柑橘類が植わり、暮らしの香りが漂ってる。天空庭園は、高層ビル、騒音、高速道路などあらゆる存在をつらぬき広がる一つの空間であるが、オアシスでもある。時折、都会のあわただしさから逃げ出したくなった時、こうして穏やかな庭園の木々、草花に魅入りながらの空中散歩も又良しって思える。

ジャンクションの建設にあたって、周辺地域の環境に考慮し、屋上に誰もが気さくに利用できるいこいの場が計画されたが、完成後、目黒天空庭園のプロジェクトはデザイン賞、都市公園コンクール賞など様々な団体から高い評価を受けた。大都市における都会のオアシスを創造する緑化技術の発信の場として先導的な役割を果たしているのだろう。

帰路、再び東口広場からクロスエアタワーへと入り、同じ階にある大橋図書館で一休憩。たくさんの人が読書を楽しんでいる。図書館の隣に天空庭園・・・未来志向の夢ある組み合わせと思った。同じ階に東京都議会選挙の期日前投票所もあった。投票所入場整理券を持参しない私に「どうぞ、投票をしていってください」と声がかかる。なんと住所、氏名、生年月日を記入するのみ。本人確認はなしで投票ができた。少し驚いたがおかげで投票を前もって済ませることができ、はい、ラッキでした!!

高層ビルをおり、空を見上げると複雑に絡んだ高速道路の流線形が目に映るが、同じ光景のなかに古き歴史を持つ「目黒氷川神社」も。急坂の石段を登って神社へお参り。祭神はスサノオノミコト。日本神話に登場する神で地域の鎮守さまである。 境内に「目黒浅間富士」と称す登山道も築かれており富士浅間神社が祀られている。おお、懐かしや浅間神社と、カランコロンと鈴を鳴らす向こうに富士山の姿が浮かんだ・・・。

          おおらかなるもの
     おおらかに感じるもの それはあなたの目線
     おおらかに思えるもの それはあなたの優しさ
     おおらかに見えるもの それはあなたのしぐさ

     果てしなく感じるもの それは断崖に打ち寄せる波
     果てしなく思えるもの それは幸福論
     果てしなく見えるもの それは飛行機雲

     嫌だと感じるもの   それは純でないこと
     嫌だと思えること   それは捉われの心
     嫌だと見えるもの   それはあがく自分の顔   

     さわやかに感じるもの それは松の枝先に吹く風
     さわやかに思えるもの それは若い心
     さわやかに見えるもの それは雨あがりの入道雲

     優しさを感じるもの  それは母が子を思う気持ち
     優しく思えるもの   それはのどかな言葉
     優しく見えるもの   それは神さま


170627_目黒天空広場_001_s.jpg大橋ジャンクション
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クロスエアタワーの9階から天空庭園へ
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四季の庭
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セラスチウム
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いこい・交流の場

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クロスエアタワー
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遊びの広場

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シモツケ
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潤いの森
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コミニティスペース
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アガパンパス
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いこいの広場
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オミナエシ
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五葉松
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ミヤコダサ
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「クロスエアタワー」へ
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目黒大橋図書館
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首都高速
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目黒・氷川神社
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目黒・富士浅間神社
posted by 森 すえ at 09:14| Comment(10) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月24日

関東周辺をぐるり散策・明治神宮の花菖蒲

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梅雨入り後もまとまった雨は降らないが、澄み切った、晴れ渡った空なのに、今にも雨が降りそうな日がある。昨日もそうだった。「涙雲」と言われもするが、空を見ながら情けなくなり、傘?どうしょう?と涙で目が曇る。まあ、晴れの日もあれば雨の日も。目をうるうるさせながらも輝く朝がやってくる。恵みはぐるりと回るって感じ。さあ、明治神宮方面へ散策しょう。

明治神宮は2020年に100周年を迎える。大都心の真ん中に緑が生い茂る永遠の杜、かっては荒れ地のような畑の景観が続いていた所に、大正4年から「永遠の森」の壮大な造営工事が始まり神社が造られた。森林はかなりの年月をかけて日本人が作り上げたものだが、出来るだけ手を加えずに、自然の力による変化を待ち、今の状態がもたらされているのも、先人たちの祈りと、その想いに応えようとする人々の未来への希望が積み重ねられているからである。

参道わきに酒樽やブルゴーニュからワインがずらり〜と並んでいる。これは明治天皇が日本酒やワインに造詣が深く、「よきをとり あしきをすてて 外国に おとらぬ国と なすよしもがな」という歌を詠んでおられるように洋食を召し上がり、ぶどう酒を好まれた由縁から。

渋谷には多くの外国人観光客が訪れるが、なんと一番人気の観光スポットは明治神宮。確かに私も外国人をよく見かけるが、その人気の秘密はなんなんだろう?確かに一面の自然林をまじかに感じられる。神社のお供えのお酒がワイン樽なのもユニーク。又、昼下がりの散歩コースにもいい。自然に溢れる参道も長い。都会から気楽に行ける別世界という人もいる。電車やバスを乗り継かなくても行けるし、原宿や代々木公園も近いってことだろうが、私にとっても国際色豊かな神宮のお参りは大好き。

6月中旬、明治神宮の花菖蒲が綺麗に咲きだす。それでは花菖蒲を鑑賞しょう〜と代々木公園内を横切り明治神宮へ向かう。まず、大鳥居をくぐり、清々しい空気が満ちる森中に佇む花菖蒲園へと散策開始。池に近づくと水連が、水連が咲いている。うぉぉ可憐できれい!パチパチとシャッター。予期せぬ水連の開花に身も心も小躍り。嬉しいよ〜。

花菖蒲田へと回ると、江戸時代の花が咲き誇っている。花菖蒲田の水源は「清正井」から湧き出た水だが、水田に水は流れていなかったので、作業している方に聞いた。「花菖蒲は水生植物ではないので根に水を張る必要はないが、水をはると見栄えがいいので、来週ぐらいに田に水を流します。」とのことだった。なるほど「水無月」に花菖蒲と水田が良く似合うってこと。だって六月は田に水を引く月だもの・・・。

明治神宮の花菖蒲は、明治26年、明治天皇の思し召しにより昭憲皇太后のために植えられた。明治神宮御造営当時は、江戸系の48種だったが、その後、東京近郊から江戸系の花が集められ、現在では約150種1500株が咲いている。深い森に囲まれ、流麗な曲線を描く菖蒲田や、茅葺屋根の四阿(あずまや)がたたずむその風雅な景色は画家たちにも愛されてきたが、武将・加藤清正が掘ったとされる井戸、清正井(きよまさい)から湧き出る清らかな水に潤う菖蒲田は誠に麗しい。

清正井の水に触れんと長い行列が続く。私も順番待ちをし井戸へ。透き通る水鏡に顔を映し、自分の内部を観るに尽きると、清めの水に映る顔がそう語る。清涼な境内に凛とする木々内を散策し、カフェテラスで一休み。たまたま隣り合わせになった女性とおしゃべりが始まり、小一時間二人はスポーツのこと、人生のことなどを楽しく話しあう。ゆったりと和らげるひと時だった。今回も出会った方に私の写真を撮っていただいたが、優しい方ばかりで嬉しかった。ありがとう、ありがとう!!!!     

        梅雨のあとさき
     子どもたちが成長し
     やがて、遠のき
     巣立つ後ろ姿を見送る
     親から離れる季節の到来
     これは梅雨ではなく
     手ごたえある夏の季節

     幸せにと祈る心は梅雨の後
     門出を祝う心を馳せながらも
     気分すぐれぬ梅雨の狭間
     寂しき親心、ふつふつ湧きおこる

     我が人生の収穫時、今、ここに
     人生、光明矢の如し・・・
     ああ、梅雨の晴れ間に
     夏の陽を集め、我が内部に貯えよう

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代々木公園から明治神宮へ向かう
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明治神宮の大鳥居
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鳥居前
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姪神宮本殿(ただいま修復中)
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奉納されたワインの樽
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花菖蒲園の入口
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四阿

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南池(なんち)・水連
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御釣台
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隔雲亭
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花菖蒲田
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鶴の毛衣(つるのけごろも)
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五湖遊(ごこあそび)
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三笠山(みかさやま)
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仙女洞(せんにょのほら)
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宇宙・大空
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都の巽(みやこのたつみ)
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鶴の毛衣(つるのけごろも)
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宇宙(おおぞら)
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加藤清正が掘ったとされる「清正井(きよまさのいど)」
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花菖蒲園の出入り口
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明治神宮内のカフェテラス

posted by 森 すえ at 05:57| Comment(12) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする