2017年09月12日

北海道への旅(その1)支笏湖〜洞爺湖へ

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9月7日、旅に心を求めて北海度へ2泊3日の旅へ。羽田空港を飛び立った飛行機は1時間半後、新千歳空港に着陸。あれれ、思ったより暑いと感じながらバスに乗り込み、先ずは千歳市にある支笏湖(しこつこ)へ。

支笏湖は、琵琶湖に次いで2番目の貯水量を持つカルデラ湖。最大水深363mで日本で2番目に深い湖(一番深い湖は田沢湖(たざわこ)で最大水深423m)。また、支笏湖は、カルデラ湖としても道東の屈斜路湖(くつしゃろこ)に次いでの2番目と、全国2番目の冠がつく湖である。

支笏湖をぐるり取り巻くように、恵庭岳(えにわだけ)風不死岳(ふっぷしだけ)樽前山(たるまえさん)の三山が聳え、風光明媚な湖をさらに盛り上げる。コバルトブルーの水中を眺めよう〜と、観光船に乗船。湖の水面下には「柱状節理(ちゅうじょうせつり)の、切り立った崖のような光景が広がっている。これはカルデラ生成時に、マグマが急激に冷やされ収縮した際にできた割れ間で、荒々しい岩の造形美はカルデラ湖の特徴。水中で陸地で崖が迫る光景には美と迫力がある。運がよければヒメマスも見れるとか?あぁぁ群れだって泳いでる魚?スピードが速くてわからない〜。

湖をかこむ緑の自然とブルーの湖水のコントラストが何とも言えない美の雰囲気を醸していた。支笏湖観光を存分に楽しんだあと、さらに西部に位置する洞爺湖へと。洞爺湖の面積は日本で9番目、カルデラ湖としては屈斜路湖、支笏湖に次いで日本で3番目の大きさでほぼ円形の湖。洞爺湖を眺めるのは、今回の旅が初めてではなく、昨年も旅の途中、支笏洞爺国立公園を通過しながら、洞爺湖を取り囲む道を歩いてみたくなったのを思い出す。澄み渡った道の上で、樹々の穏やかな影の戯れる風情を息もつかずに眺めていたのが懐かしい。前方に見隠れする有珠山・昭和新山を追いかけながら、湯けむりに包まれながら洞爺・湖畔亭に入った。

湖の中央に浮かぶ4つの島をまとめて中島と呼ばれる。これは5万年前の火山噴火に伴って形成された溶岩ドームと火砕丘の集まり。中島にはエゾシカが多数生息しているが、元来島に生息していたものではなく、日高地方から1957年にオス1頭、翌年、メス1頭がこの島に導入されたことから増えたが、食料となる島内の植物の減少により、数の増減を繰り返しているそう。さて鹿ちゃん、今、仲間は多いの?少ないの?

洞爺湖といえば、2008年、「第34回主要国首脳会議」(北海道洞爺湖サミット)が、洞爺湖町の山の上にあるザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパを会場にして開催された。立地が山頂にあるので、眺めが良く、美しい湖や迫力ある火山などダイナミックな自然を間近で体感できる観光スポットが選ばれたのも合点がいく。が、霧が出やすい場所。サミット中も洞爺湖は霧につつまれ見えなかったとか・・・。その夜、洞爺湖の絶景を堪能した。湖上32mの露天風呂から洞爺湖、きらきら輝く星をながめながら身も心もリラックス。まさに天空のお風呂だよ〜と至福のため息。

20 時30 分に出港する花火遊覧船「エスポワール」号に乗船し花火クルーズへ。湖に浮かべた船上から、次から次へと大輪の花を夜空に咲かせるが、遊覧船は花火打ち上げ船と共に移動するので見ごたえがある。水面に映る花火と、夜空の花火がドドド〜と交互に打ち上げられたび、湖岸から「わぉ〜」と歓声が起こり、船上からも「うおぉ〜」と呼応する。水面で扇形に広がる水中花火が描く瞬間、胸がキュンとなった。この感動、いつか、あの時の花火も良かったね、と思いだすに違いない。・・・華麗な花火が消え去り、やがて月と星が輝くしじまの宇宙が広がっていった。

翌朝、洞爺湖温泉を後にし、伊達インターチェンジから中央自動車道へと入り、室蘭〜登別〜苫小牧〜千歳〜夕張を通過し、占冠(しむかっぷ)方面へ。そこからバスは富良野へと向きを変え北上した。
             緑の光景

            そこで私は、小さな花をかき分け
            湖がよく見える樹々の中へ
            緑よ 緑の風よ 緑の水面よ
            私は緑の一葉を口の中へいれ
            奇妙な味をかみ締めながら
            さらに、湖を追っかける

            若者は対岸の山を求め
            緑の葉と緑の花にからまれながら
            鈍い光を放つ頂きを瞳のなかへ
            緑よ 緑の風よ 緑の山よ

            二人は同じ空間を見つめ
            異なる緑を追い求めながら
            これから何度生き生きした緑に出会えるのか
            と、湖と山の麓で緑を追っかける

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170907_北海道旅行_511_s.jpg支笏湖
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風不死岳(ふっぷしだけ)
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観光船
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柱状節理(ちゅうじょうせつり)
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柱状節理(ちゅうじょうせつり)
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ヒメマス
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熊の敷物
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烏のポーズ
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ナナカマドの木
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夕暮れの洞爺湖
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観光バスの2号車の添乗員さんと
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洞爺・湖畔亭
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洞爺湖・花火遊覧船「エスポワール」号
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洞爺湖の朝明け
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朝明けの中島
posted by 森 すえ at 08:44| Comment(12) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
北海道へようこそいらっしゃいました!
天気も素晴らしくそして暑いのです・・千歳空港に降りて分かったと思います。支笏湖はとても好きな湖です・・ヒメマスを見て釣って楽しんだことが思い起こしました!
ヒメマスをチップとも呼び、チップ寿司は最高に美味です!
洞爺湖もとても雄大で大好きなところです・・花火は一度見たいと思っていますが、なかなか実現しなく写真で堪能させてもらいました!ありがとうございます!
高速道が夕張を通るとき、仕事で携わりましたので感慨深いものがあります。夕張メロン畑を沢山使っての開通でしたから・・これが開通したことで事故の多い日勝峠を通らなくても道東に行きやすくなりました。
その高速を走ってくれたのがとてもうれしいです!ヤッホー
詩は、よく北海道の自然を愛してくれたから生まれたように感じました・・素晴らしいです!
次回のHPを楽しみに・・ありがとうございました。

Posted by ゼンタロウ at 2017年09月12日 16:15
ゼンタロウさま

早速に北海道の旅にお越しくださってありがとうございます。
ゼンさんのお住いの地、北海道は結構暑いのですね。でもむしむしするほどの蒸し暑さではなく快適。天気も素晴らしいのはこの上ない風土かと思います。ヒメマスをチップとも呼ばれるのね。チップ寿司のお味は?あっさりとしてコクのある魚のようね。洞爺湖も素敵な湖ですね。水質の良さは支笏湖にはかないませんが、さらさらと湖岸に寄せる細かい波に郷愁を感じました。花火は観光名物の一つになってるようで、外国人が多かったです。湖上からの眺めは珍しいかもしれませんね。夕張メロン、うぉぉ〜美味しいです。高速道路の開通によって便利よくなってよかったですよね。雄大な北海道への道のりはやはりスピードが必要ですね。
詩はまさに緑の湖と木々です。いつも暖かいコメントを頂き感謝しています。
Posted by 森 すえ at 2017年09月12日 18:29
北海道を旅されていたんですね。
いいですねぇ...大阪は朝晩は涼しくなってきましたが、日中はまだまだ、残暑厳しいですよ。
花火も素敵ですね。
それも船上からの花火。
写真を見ても、迫力満点の花火が伝わってきます。
文面にもありましたが、胸がキュンとする感じ、何かわかります。
ステキな思い出ですよね。
Posted by ナオコ at 2017年09月13日 08:21
ナオコさま

うぁぁ〜、嬉しいよ!!
そうそ、北海道の旅を楽しんできましたよ。
東京も天候が不順で朝夕の温暖の差がかなりありますね。
今朝なんか涼しいのか、暑いのか?わかんないけど、確実に秋の気配を感じます。はい、花火はいろんな湖や川で打ち上げられていますが、大体は岸から眺めることが多いですね。ここのは打ち上げ船も観覧船も一緒に動くので、いつも真正面から見る感じでした。旅の一夜の思い出として良かったです。わたしなんか、いつも集中してみてるのでその時は胸がキュンと・・・・ナオコさんも同じですよね!!!その瞬間を楽しみたいよね。
Posted by 森 すえ at 2017年09月13日 09:16
ワァー 今度は北海道でしたか〜 ! 凄いです。
支笏湖では水中の柱状節理が見えるんですね。
9年前の洞爺湖、「第34回主要国首脳会議」は日本の総理は誰だったのかと思いましたら福田康夫さんだった様ですね。それから3年後に東北大震災があったりして月日が経つのを早く感じます。
花火遊覧船「エスポワール」号に乗船しての花火クルーズ、毎年4月〜10月まで開催されているようで、『こんどこそ、是非、一度は乗船して見てみたいと思いました』(なかなか実現しませんが苦笑!!!)。
今回も素敵な紀行文・綺麗なお写真&詩を楽しませて頂きました。有難うございました。
Posted by osamu at 2017年09月13日 10:19
千歳空港到着のとき、意外に暑いという印象でしたか。支笏湖・洞爺湖とも船に乗られて湖を体感されましたね。花火がきれいに撮られていらっしゃって驚きです。ビデオで見せてくださっているかのようです。地図を付けていただいているので行かれたところの位置関係がよくわかります。
Posted by ヒロキ at 2017年09月13日 11:13
osamuさま

早速にご覧くださってありがとうございます。
はい、北海道へ行ってきました。やはり北海道の自然はいいですね。
大地にすっかり虜になりました(笑)支笏湖の陸の柱状節理がそのまま水にまでのびて広がっていました。「第34回主要国首脳会議」の総理は福田康夫さんだったんですね。ほんと、時の経つのを早く感じますね。
花火遊覧船「エスポワール」号の花火クルーズをやってる期間は、半年ほどあるようですから、是非、機会がございましたらご覧になってみてくださいね。動く花火って感じでした。これは湖岸に連なるすべてのホテルから鑑賞できるようにとの配慮なんでしょうか?ゆらゆらと楽しかったです。
Posted by 森 すえ at 2017年09月13日 13:07
ヒロキさま

早速にご覧くださってありがとうございます。
はい、千歳空港到着のとき、意外に暑いという印象を持ちましたが、ガイドさんの説明でもやはり暑いそうですね。今回、支笏湖・洞爺湖で乗船できました。面白かったですね。花火も特徴がありよても迫力があり印象に残りました。動く花火でしたので、鮮明には撮れませんでしたがまあまあの出来栄えだったかと思っています。皆様に楽しんで頂きうれしい限りです。ドド〜ン!!ありがとうございました。

Posted by 森 すえ at 2017年09月13日 13:19
すーさん
おはようございます。
私は洞爺湖にいったことがあり、懐かしい思いで読ませてもらいました。支笏湖が道南にあるとは知りませんでしたのでよかったです。
洞爺湖で花火を鑑賞されたことは素敵な思い出になりましたね。
Posted by ねね at 2017年09月14日 08:25
ねねさま

おはようございます。ごらんくださってうれしいですよ〜!!
ねねさんも洞爺湖にいかれてたのね。その当時の湖はさらに澄んでいたのでしょうね。そうそ、花火の打ち上げを観ましたよ。洞爺湖ならではの特徴があり良かったです。支笏湖も素敵な湖ですね。野草の宝庫でもあります。湖の周りをウオークするときっと珍しい花にであると思いますので、機会があれば歩いてみたいです。
Posted by 森 すえ at 2017年09月14日 08:32
こんにちは。楽しい旅でよかったね!
支笏湖の水中写真で思い出しましたが、支笏湖は火山が噴火した時に樹木がそのまま沈んだので水面下が複雑なんですね。で、ここで飛び込んだ人は樹木にからまって決して浮き上がらないらしいよ?渡辺淳一の小説にそう書いてあったけど・・・。

Posted by まなみ at 2017年09月16日 13:36
まなみさま
こんにちは。はい、北海道を楽しんできました。
支笏湖の湖底には切り立った崖のような光景が広がっていましたが、これはマグマが急激に冷やさ収縮した割れ目だけど、樹木などもはびこっているかもしれませんね。鮮明度の高いと言われる海底をもっと広域に見てみたいなぁ〜。支笏湖は野草の宝庫でもあるので、じっくり滞在し、湖全体の自然を観察するのもいいですね。
Posted by 森 すえ at 2017年09月16日 13:51
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