2015年08月31日

富士山麓をぐるりと散策・残暑に輝く花たち

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暑い夏だった。思い出しても猛暑日が多かったと思う。
富士山麓は幾分涼しいので冷房なしの日々だが、扇風機はフル回転していた。 暑い!
それでも私は暑さに負けず、いや鈍感になってきたのかもしれないが、山や湖、樹海へと足の向くまま動いていた。まあ、小屋にいるより、緑風が流れる外側のほうが涼やかだったから・・・。

・・・大地からそっと空へと手をのばし、さらに青空へとのび上がろうとする手と自分の内部を見つめたり、足先の道が遠くの田舎へのびゆき、山や湖へと消えていく風景を眺めたりと、目いっぱいの視野に感無量になっていた。

二週間の滞在中、曇り空がおおく、富士山の顔を見ることはほとんどなかったが、東京へ戻る前日、チャンスが訪れる。夏日の最後に富士山は面をあげた。うぉぉラッキ!!
一番大事な写真を撮ろう〜とカチカチ山へ急いだ。 9時10分、念願かない麗しい富士山をばっちり。が、数分後、美しい姿はかすんでいた。なんと儚い光景なのだろう。木々の茂みをかき分けながら下山後、花の都公園、大石公園などを巡りながら、残暑に輝く花たちを楽しんだ。

              暑い日  

      青い空
      暑い日
      白樺の木が一本草原に
      白い大木は大地と青空を二分する
      混沌としたものは何もない
      まぶしい輝きが散らばり
      白い雲が丘の向こうへと流れゆく

      白樺の葉っぱは日射を浴び
      渦を巻きながらも空へと向かい
      根元でピンクの小花が光る
      限り無く広がる青の宇宙
      まぶしい若草色の大地
      空っぽの頭で灼熱の地にしゃがみ
      目に微かな光を受けながら
      何も考えない
      何も思わない
      過去や未来もない
      透き通った世界があるのみ

      青い空
      暑い日
      木中から聞こえるせみの声
      暑い静寂の中に響き渡り
      やがて・・・
      暑いこの風景も
      夢から覚めたように色あせ
      茜色へとシンプルにうつりゆく 

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カチカチ山から

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花の都公園で

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 大石公園で150821__143_s

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石焼きビビンバ

posted by 森 すえ at 05:10| Comment(10) | TrackBack(0) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月26日

富士山麓をぐるりと散策・大柳川(おおやながわ)渓谷

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8月中旬、早朝、南巨摩郡(みなみこまぐん)にある大柳川渓谷(おおやながわけいこく)公園へ。本栖湖の中之倉トンネルをくぐり身延山方面へ、そして渓谷へとひた走り・・・

大柳川渓谷は、南アルプスから湧き出る清流により、創りだされる滝や奇岩で形成なされているが、その渓谷内にある大柳川渓谷公園には、8つの「つり橋」と遊歩道があり、自然を満悦しながらミニハイキングがOK.いわゆる大自然をうまくアレンジされ、多くの人が自然と触れ合いながら楽しめるようになっている。

さあ、のんびりとつり橋を散策しょう。ヤッホ!
午前10時、大柳川渓谷公園に降り立つ。釣り人を眺めながら、まず、上流へ踏み込むため竜門橋(りゅうもんきょう)へと。静寂な谷間をわさわさと揺れながら渡ると、何故かうきうきわくわく心が弾む。この感覚って「つり橋効果」かもしれない。

澄んだ空気と清らかな水、豊かな自然に囲まれた“つり橋”の風情に胸が熱くなる。 歩くこと10分。次なるつり橋は「竜神橋(りゅうじんきょう)」。この吊橋は水平ではなくアップ段があり、橋の中央に設けられたテラスで、小休止が楽しめる。面白い!
ぐるりと見やると、大岩をくぐりぬける水の勢いがすさまじい。

再び散策路を登っていくと「やませみ橋」に着く。が、橋の向こうは行き止まり。なんだか意味ありげな雰囲気が気にかかる。このまま奥深い森へと導かれたいところだが折り返し、夫婦岩、奇岩、大岩など、ごろごろしている狭い道をくぐりぬける。

やがて「竜仙橋(りゅうせんきょう)」の前にただりつく。この吊り橋もまた面白い。全長68mの階段橋で、途中、「く」の字に曲がる日本でも珍しいつり橋。遠景、近景の森林の景色や、渓流を立体的に眺められるので迫力満点。一本のつり橋が、真ん中で曲がり、お互いを持ち上げる構図はユニーク。はて、橋はどこで支えられているのかな?と思案。とんとんと渡ると、「天淵の滝(あまんぶちのたき)」の滝壺が現れる。し〜とした青空の息をころした谷間に、沈黙が走る。

次なる「天淵橋(てんえんきょう)」からも天淵の滝が良く見える。しばし清流の落下を見つめながら前進。15分程歩くと、「かわせみ橋」へ。この橋から次の「観音橋」までの渓谷美は素晴らしい。・・・「観音滝」を見ながら東屋で一服。繊細な流れの観音滝を言葉で表せば・・・淡い感情、暗愁、感傷などの混ざり合う涙が、岩に染み付いているような滝って感じ。・・・。
ともあれ、大柳川渓谷のなかで、観音滝は屈指の美しさを誇っている。清流に観音様が立っているような滝をみつめながら、好物のふかし芋をパクリ。いいなぁ〜、このひと時。

いよいよ「もみじ橋」へ。紅葉の季節により映えるつり橋と思う。ここまで8のつり橋を渡ってきた。つり橋を渡るだけでも十分に楽しかったが、体力、気力を振り絞って、さらに渓谷の深みへ足を踏み込めば、より充実するだろう。
帰路、集落にまわり、鈴鹿神社にお参り。本殿の前で狛獅子が鎮座する姿が印象的!可愛い!

すすきが揺れる山路を3キロほど走り「かじかの湯」へ。 ここの湯はナトリュウムなど豊富に含む療養泉。山間をそそぐ風が気持ちいい露天風呂でのんびり、まったり。このように大川渓谷には美しい滝、つりばし、そして温泉とセットで楽しむことができるのが嬉しい。さあ、甲州名物料理「鴨ほうとう」を頂こう!!

             すすき

           夏の終わりのまなざしあまた
           野の中をのぞくと
           無言の原っぱがぽつんとひとつ
           無数のススキが
           草間からにょっきり背を出し
           色づいた葉っぱと涼しい風に揺れ、
           澄んだ空気を震わせている

           かぼそい茎と葉と
           清楚な穂花、 夢見つつ、
          もの思いつつ しなやかに
           夏と秋のはざ間で光へと立ち向かう

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大柳川(おおやながわ)渓谷

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竜門橋(りゅうもんきょう)

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「竜神橋(りゅうじんきょう)

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「やませみ橋」

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夫婦岩

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竜仙橋(りゅうせんきょう)

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天淵の滝(あまんぶちのたき)

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天淵橋(てんえんきょう)

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「かわせみ橋」

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竜馬淵(りゅうまふち)

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観音橋

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観音滝

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もみじ橋

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鈴鹿神社の狛獅子

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かじかの湯

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鴨ほうとう


posted by 森 すえ at 13:28| Comment(12) | TrackBack(0) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月09日

富士山麓をぐるりと散策・カチカチ山

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富士山麓に滞在中、必ず一度はカチカチ山へ登る。今回は友人と楽しむことに。 が、約束の日の予報はあいにく雨模様。う〜い、残念! 仕方がないので日延べをし、近くの樹海を散策する。小屋からも近いので気楽に行けることもあり、いつも私を呼んでいるって感じ。午後2時、夏の陽と風を受けながら氷穴に向かう。

樹海の入り口で一組の夫婦連れが歩くのを躊躇している模様?足がストップしたまま動かない。あやや、どうされたの?気もちの良い東海自然歩道ですよ!マイナスイオンをいっぱい吸いましょう〜と、私は二人をお連れして樹海へと歩き出す。樹海の散策道コースは多々あるが、一般的には氷穴から風穴まで。小岩から小岩へひょいひょいと渡り歩く・・。

30人ほどの若者と出会う。近ごろ、外国人がよく歩いている。元気よく挨拶を交わしながらすれ違うが、ラテン語、中国語、英語・・・いろいろなお国言葉が聞こえてくる。樹海も国際的になってきたよう。風穴で折り返し再び氷穴へ戻ったが、ご夫婦との楽しい1時間だった。樹海でのご縁を得て嬉しかった。別れ際、「ありがとうございました。おかげで樹海でマイナスイオンをいっぱい吸いました」と東北銘菓をいただいた。このめぐりあわせに感謝。樹海には神が棲んでいると感じる午後3時だった。

カチカチ山に登る日、晴天であった。気の合う友人との歩きはやはり楽しい。まして彼女は豊かな経験を重ねながら、一生懸命生きてこられた苦労人だから笑顔にも味がある。多分、長い人生のなかで、失われたもの、分解した夢もあったろう〜。
ふと私は「一般コースでない道を歩いてみない?」と誘った。紫陽花が咲く山道を一歩、一歩、頂に向かって登っていった。

山頂は家族ずれで混雑していた。好物の団子で疲れも吹き飛ばし一呼吸。霞がかった富士山はすっきり見えなかったが、夏場は仕方がない。3人のグループが近づいてきて「紫陽花はどこに咲いてるのですか?」と尋ねた。私は「紫陽花は中腹あたりに咲いてるから、徒歩でくだらないと見えないよ!」と説明した。3人は、すでにロープウェイの往復チケットを購入していたので、私は「後日、HPに紫陽花の写真をアップしますから、良かったらご覧くださいね」と約束。今日も楽しい出会いがあり、あの話、この話、楽しいひと時が風に揺れる一日だった。

翌日。富士山麓に祀られてる「新屋山神社」へお参りした。パワーの神様として有名で参拝者が後を絶たない。そこで又一つ出会いがあった。それはまるで、久しい間がらのような縁を感じさせる出会いであった。その方が「パワーの原点へお連れしましょうか!?」とお誘いくださった。

そこは富士山二合目の通称「焼山」。新屋山神社の奥宮から少し先の林道を歩いた先にあった。天地のエネルギーが光の柱になって繋がっている場所のようで、近づくにつれ全身がびりびりとしびれ焼けるような感じがした。あれれ、すご〜い!!霧が晴れたら、富士山からの直射光をもっと感じるだろうと思った。

         明日の天気予報

       天気予報はあたりませんが
    「明日は激しい雨に雷落ちる」
     予報を知らんぷりしたくても
     これは山登りの日の天気予報です

     友と山麓で会うのです
     雨では散策もできません
     雷がなっては鳥も恐れて隠れ
     視界が悪いと山も見えません

     しぶしぶ日延べを決めました
     予報を疑いながらも「雷」に負け
     晴れ予報の2日後に決めました

     翌日、陽が雲間から顔を出しました
     当たらぬ予報に頭がくらくら
     予定変更を悔やんだり、
     雨の降るのを願ったり
     心と天気が複雑に交差しました

     日も射し始めた午後は晴
     沈む夕陽の眩しい光の輪を眺め
     私の気持ちも落ち着き
     時刻の鐘が鳴ったのを聞きました
     いよいよ明日ね、と友人に言いました

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カチカチ山から

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新新屋山神社へ

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焼山で

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posted by 森 すえ at 04:25| Comment(14) | TrackBack(0) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月04日

富士山麓をぐるり散策・明野のひまわり畑

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7月下旬、盛夏の真っただ中に山梨県北杜市の明野へ。太陽をたっぷり浴びて育ったひまわりを愛でに出かけたわけだが、ここは日照時間日本一で有名。暑い!暑い! 201560万本のひまわりの笑顔に魅せられながらも、私の顔もひまわり色。

夏の花と聞いて思い出す花は、なんといっても元気の良い「ひまわり」。ひまわりの花言葉もパワーでエネルギーそのもの。又、あこがれ、光輝、愛慕といろいろとあるが、ギリシャ神話には、太陽神アポロンに恋いこがれて、彼を見つめ続けた少女の化身であるという伝説もあるよう。確かにひまわりをじっと見つめると、ひまわりも私を見ているって思える。うぉぉ〜即席恋人!

いくつもの畑を回りながら、ふと立ち止まり、心のままに、ひまわりを抱きしめつぶやく。ひまわりよ、私はあなたと夢を信じて生きていくよ!太陽に顔を向けるひまわりよ、夏に華やくパワーの花よ、さあ、私も元気よく陽に向かって歩いて行こう。

ひまわりマップに沿ってウオーク。果てしないひまわり畑の真ん中で汗びっしょり。白い雲と、黄色のひまわり、その微かな隙間に見える道にコスモスが涼やかにゆれる。おお、秋色!

帰路、回り道をして韮崎市(にらさきし)にある武田乃郷 白山温泉」へ。 天然掛け流しの「美人の湯」を満喫し、身も心もリラックス。 露天風呂から八ヶ岳、茅ヶ岳の雄姿を眺めながらまったりの後、韮崎市大村美術館へ。天然有機化学者であり、女子美術大学理事長でもある大村智博士が2007年に開館した美術館で、常設展として上村松園、三岸節子、片岡球子、堀文子ら女流作家の作品が展示され、ただ今、[寺崎武男展〜郷愁のイタリア〜」.の特別展が開催中だった。

         ひまわり

     果てしないひまわり畑に
     黄色のじゅうたんが揺れ動き
     切れ目からも大きな黄色の顔がにっこり
     ああ、ひまわりの微笑み、盛夏の微笑み
     見る者の微笑み・・・

     この微笑みのなかに若き頃の追憶が
     青空の息をころした谷間の隅に
     一輪のひまわりの物語があった
     今、心の傾きにさらされて
     ただ、寄り添って見つめていよう

     すべては黄色く乾き
     日射の下で明るく乾いている
     けれども、空も植物も人間までも
     ひまわりの微笑みに癒され
     原色の中で右往左往し
     限りなく太陽に近い色の中で微笑む

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白山温泉

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かしわもり

posted by 森 すえ at 14:41| Comment(9) | TrackBack(0) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする