2014年11月28日

富士山麓をぐるりと散策(その16)青木ヶ原樹海

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富士山麓に滞在中、青木ヶ原樹海を散策することが多い。西湖、精進湖、本栖湖に広がる面積25平方qあまりの樹海には、モミ、ツカ、ブナ、ねじき、りょうぶ、などの樹木が、富士山の噴火で流れ出た溶岩の上に生え、溶岩に含まれる保湿成分により大きく育ち、広大な自然林となっている。遠くから眺めると、一帯が緑色の海のように見えることから樹海と。富士山の噴火は約1500年前で、樹海が形成されだしたのは300年から350年前だから、実にゆっくりと変化している。

私はいつも小屋からキャベツ畑を通り、草花を愛でながら鳴沢氷穴へと行き、そこから樹海を歩いて富岳風穴へと向かう。森を眺めながら散策すると、いろんな光景に出合う。ひめこまつ(五葉松)、ツガなど樹齢350年の木もあるが、100年に満たない木も多い。それは、溶岩の上で根が深くに張れないので倒れるからだが、そこに苔むしり、分解したバクテリアが新たな木を育てることにもなる。しかし、木に「きのこ」などが生えると、栄養分がとられるので枯れることも。そう、森は生きながら変化しており、これからも生きながら変化していく・・・

樹海と言うと、「迷いそうで怖い〜」と先入観を持つ人も多いが、遊歩道を歩くと迷うことはない。私などは、もう20年以上、自然林のマイナスイオンの恩恵を受けながらぶらりと散策しているが、樹海ほど健康作りに貴重な場はないと思っている。

青木ヶ原樹海の遊歩道がごつごつとした岩道なのは、1500年前、富士山が噴火し流れた時の溶岩がそのまま残っているからであるが、溶岩の多くは鉄分を含んでいる。ちなみに小さい岩に磁石を近づけるとくっつく。樹海で磁石が狂うのもそのためだが、まあ、それとて地面から1.5mも離せば大丈夫らしい・・・。

樹海にも大小さまざまな穴が見られるが、それは、富士山の側火山の長尾山が爆発したさい、流れ出た溶岩によって草木が焼かれ内部のガスが放たれたおり、そこにさまざまな形の穴(洞窟)ができたため。最大の穴(洞窟)は「富岳風穴」で、幅1.5〜11m、高さ5.4〜8.7m。「鳴沢氷穴」は奥行きはないが深さがある。夏、これらの洞窟に入ると、全身がす〜と冷えるので気持ちがいいが、冬はぶるぶる〜寒い!!

このように、青木ヶ原を通り抜けられる遊歩道も整備されており、森林浴には最適なところで、樹海にはいくつもの歩道があり楽しめる。今回は、風穴からさらに2600m足を延ばし野鳥の森へと。このコースは森林浴にはより良いところだが、樹木が多く深い森でもある。そう、道を外れた場所の地面はむき出しの溶岩で出来ているため、大小さまざまの凹凸がある。はい、好奇心をだきながら・・・GO-.

ヤッホー!野鳥の森に到着。深い静かな樹の海から、外の明るい世界へと。カフェーで一杯のコーヒー。木々と戯れながら歩いた緊張感がほぐれ、香りを楽しむこのひと時に大満足。広場を眺めると、風景の中に、紅葉を愛でる観光客の優しい微笑みがあった

 

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氷穴の売店

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青木ヶ原樹海の歩道

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風穴の売店

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野鳥の森公園141108__056_s

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(次回の更新は12月2日の予定です)

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2014年11月26日

富士山麓をぐるり散策(その15)鳴沢村・足和田山ハイキングコース



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晴天のある日、東海自然歩道の一部でもある「足和田山ハイキングコース」へと向かった。このコースの良い点は、樹木が多く、歩く道すがら、西湖や富士山が綺麗に見えること。・・・それに今、紅葉の真っ盛り。野生美を感じさせられるカエデ、モミジが陽光に照らされ光っている。優しさあふれる登山道である。快い風に吹かれながら登っていくと、紅葉台に着く。ここで一休み。ここまでは車道もあるので、朝早くから車でやってくる人もちらほら。ほら、かわいいワンちゃんもね!!

 次に向かった三湖台はハイキングコースの中間地点にもなり、展望台から富士山、樹海、本栖湖、精進湖、西湖が臨める。精進湖は樹海に隠れているが、本栖湖と西湖はバッチリ。この風景っていいなぁ〜。以前、ここから西湖へまわってみよう〜と、山を下ったことがある。かなり険しい坂道でこわごわ、ずるずると滑るような格好であった。湖畔に佇むと、富士の姿が雲間から見え、湖面にボートが浮かび、水遊びする子どもたち、富士山の真上を飛ぶ飛行機を撮影するカメラマンと、印象的な光景に出合ったもの。

今回はさらに五湖台へと足を進める。登山道の隙間から富士山が綺麗に見え、山吹色の歩道に赤いモミジが重なり、蘇生する巨大な樹木は神木そのもの。見事! 二等三角点が設置された足和田山からは富士五湖が見渡せたことから「五湖台」とも呼ばれるが、以前、展望の効かない樹林帯がはびこり、河口湖が望める程度であったが、現在、整備もしっかり。はい、富士山もばっちり!!ただし、山中湖はチト無理。大きな木がで〜と今も湖を遮っている。

一休みをし、帰路につこうと来た道を再び歩き出す。標高1355mの足和田山ハイキング、往復約10キロの道のりだったが、時折、五湖から吹くそよ風が、互いに合図をかわすかのように流れ込み、紅葉と戯れながら登山者を癒してくれていた。

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紅葉台から

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富士山・樹海

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三湖台から

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西湖

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本栖湖・樹海

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五湖台への山道

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五湖台で

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河口湖

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次回の更新は11月28日の予定です)

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2014年11月23日

富士山麓をぐるりと散策(しの14)富士・鳴沢紅葉・ロードレース



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10月26日、晴天。富士山北嶺にある鳴沢村で「鳴沢紅葉ロードレース」が開催された。昨年に続き今回も2239名のランナーが参加。ハーフ、10km、5km、3,8kmとそれぞれのコースを、雄大な富士山と美しい紅葉の山風景を眺めながら爽快に走る。日ごろ、私はここら辺りを散策しているのでわかるが、かなり激しい上り下りがありチョットきついコース。でも、富士山を見ながら、美味しい空気と、鳴沢村の森や林を抜け、別荘地の住人の応援を受けながらのゴールは・・・大満足。そう、間違いなし!!

大会アドバイザーとして瀬古利彦さんも参加。瀬古さんの現役時代は、国内外のマラソンで戦績15戦10勝。トラック競技においても5000mからマラソンにいたるまで日本記録を総ナメにし、現在DENAランニングクラブの総監督を務めておられ、この鳴沢紅葉ロードレース大会には、第一回よりアドバイザーとして参加されている。

瀬古さんさんと言えば、1970年代後半から1980年代にかけて宗茂・宗猛兄弟、伊藤国光、中山竹通、新宅雅也らとともに活躍されたランナーとして、当時、私も大声援を送っていた。おお、懐かしい思い出!!
大会は瀬古さんの楽しいスピーチで雰囲気も盛り上がり、はい、皆さんにこにこ顔。それに瀬古さんや司会者の立川志ららさんとのツーショットのサービスも。参加賞には村で生産した高原野菜と美味しい水と新鮮な具材を使ったそばのサービスが。いいなぁ〜!!

鳴沢には我が小屋もあるが、村は青い空と緑に囲まれた自然の里って感じ。そう、富士山から青木ヶ原樹海へ広がる大自然は、抜群のロケーションを誇っている。ゴルフ・テニス・スキーなども四季を通じて楽しめるが、なんといっても、世界遺産の富士山とその景観!富士山と原生林、五合目の御庭・奥庭・東海自然歩道と樹海。富士山と湖が360度の展望できる足和田ハイキングコースでは五湖台、三湖台、紅葉台があり、周辺には氷穴や溶岩樹型など、国際的な観光地として親しまれている。

89.56キロ平方メートル、人口3176人の鳴沢村に驚くべきものが頻出してるって思えるが、私はこの周辺を散策しながら四季の移ろいを楽しんでいる。さあ、明日は足和田ハイキングコースの紅葉を堪能しょう〜!

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鳴沢村の小屋周辺

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          ロードレース会場広場

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鳴沢紅葉ロードレース

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瀬古利彦さん

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立川志ららさんと

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瀬古さんとのツーショツトの順番待ち

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次回の更新は11月26日の予定です)

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2014年11月21日

富士山麓をぐるりと散策(その13)富士山五合目

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 富士山の八面玲瓏の類なき美しさは、時代を超え、国境を越えて人々を魅了するが、山麓風景もこれまた素晴らしい。今年の紅葉は例年になく美しく、これぞ赤だという紅葉に感動! 今日は富士山の五合目あたりの奥庭自然公園、お中道自然探勝路へと車を走らせる。
風雪に耐えた樹齢100年以上のカラマツ、コメツガ、シラビソ、フジサクラが自然公園を築いている。今、黄金色に輝く木々がまぶしい。太陽の陽が富士山頂で輝き、風景が光っている。これぞ黄葉と私の目も耀き、風景写真もぎらぎらと鮮烈に光を反射している・・・。うお〜富士山も樹木も強烈に生きている!

             秋の喜び

              鏡のごとく澄みわたる湖に
              影ひたす富士山と紅葉
              湖面に鮮やかな彩が浮き上がり
              湖底に散紅葉が沈む  
              山麓に広がるいくつもの小さな美が
              今、急に輝きだす、そんな秋
              富士山をまじまじ見つめる

              ああ、どうして私はいつまでも
              この山が好きなのか 
              そう、思い出す  
             嘆きの中で暗然としたあの時
              富士山は、夜空に星をちりばめながら
              見よ、見よ、あの光を・・・
              未来に残したいものを指し示し
              紅くもえる「時」を逃がさぬように
              奥深い光景で語りかけていた

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奥庭自然公園で

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お中道自然探勝路から

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メキシコ人のグループと仲良く

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富士山五合目

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(次回の更新は11月23日の予定です)





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2014年11月19日

富士山麓をぐるりと散策(その12)山中湖の紅葉



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 富士山の紅葉の美しさは本当に人々を魅了するが、今年の紅葉は例年になく美しく、何処を眺めてもこれぞ赤だという紅葉に感動!感動の連続に酔いしれる。
さあ、秋日和の下、今日は山中湖の紅葉を堪能しょうと、北嶺から輪を描くように東側へと車を走らせると、なんとまあ、富士山に大きな傘雲がかかっている。こんな大きな傘を見たのは初めて。急いで感動の一枚をパチリ!! 

山中湖へ到着したが、湖畔は暗く静まりかえり、すべてのものがぼんやり浮かでいる。無論、富士山も雲隠れ。晴れの予報だから、そのうちにぽっかり頭をのぞかせるかもしれぬと、明神山の中腹にあるパノラマ台へと。やはり見えない!仕方がない、明神山を登ろう〜と歩きださす。秋色に染まった山道にススキが揺れ、私の目も揺れる・・・。ふと思う。ホントの自分を取り戻す時間、ホントに大切なものを見つける時間って、四季を問わず豊かな時の流れの中でこそ味わえるのかもしれないと・・・。 

頂にたどり着くと、うおぉ、富士山が浮かんでいる。陽が照りだしたよ〜。ラッキ!!これならパノラマ台からも雄大で富士山が撮れるかも、と山を下りパノラマ台に着くと、多くのカメラマンがシャッターを切っている。良かった。

かつ丼を頂いた後、山中湖半の紅葉狩へ。紅葉が「見ごろ」で美しさの極みが延々と続いている。真っ赤な紅葉が湖に呼応するかのように枝垂れ、ぎらぎら輝くモミジが頭の上に降りかかり・・・今、秋の美が急に輝きだしたのである。

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明神山へ

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明神山山頂

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パノダマ台から

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山中湖畔で

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次回の更新は11月21日の予定です)

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