2014年09月30日

富士山麓をぐるり散策(その8)馬返しへウオーキング

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9月14日は富士山の閉山日。山小屋は皆閉じられる。夏場、あわただしく動き回っていた登山者の時計もぴたりととまり、やがて尾根筋に雪が積り、黒い岩肌がまだら模様となる。さあ、カメラを持って出かけよう。あまり寒くならないうちに、富士山の中腹からしっかり日本のシンボルを目に焼き付けよう〜と、富士山五合目へ向かう。が、富士スバルラインの入口から車のラッシュでにっちもさっちもいかない。料金所の掲示板に「五合目の駐車場は3時間待ち」とある。山の閉山に焦点をあわし登山者が集まっている・・・

仕方がない。早速、方向変更し「中ノ茶屋」へ向かう。古来より富士山は信仰の山とあがめた多くの人々が、北口本宮富士浅間神社を起点とし、富士山頂まで続く吉田口登山道を歩き山頂を目指してきたが、中ノ茶屋は、ちょうど富士登山への一合目までの中間点に当たる。300余年の歴史ある地でもあるので、昔のまま残されている石碑など古の風情が漂う。さあ、中ノ茶〜馬返しまでの往復約8qをウオーキングしょう〜。この登山道はなによりも手軽に、安全に歩けるルートでハイキングに適してる。

馬返しに到着。草木と木山の境でもある。馬もこれから先は登れないと引き返したと言われるほど、ここから急坂になり聖域とされる。私はかって馬返しから五合目までの登山を2回し、富士山を身近に仰いだ。高低差のある山道で起伏に富んだ楽しいルートであるが、今回は馬返しで折り返し中ノ茶屋へと戻ることに。

中ノ茶屋で「吉田のうどん」を頂く。富士吉田市は、富士山麓の標高650〜850mに市街地がある高原都市で、年間平均気温は11℃。土壌は富士山噴火による溶岩流や火山灰のため、やせて稲作に不適合なので、大豆、小麦、あわ、ひえ、とうもろこしなど雑穀物の栽培をし、それを粉にして水をこね、野菜と一緒に煮込み「すいとん」を食べてきた。これが吉田のうどん文化の基盤となった。具はキャベツ、油揚げ、馬肉、ねぎ、ニンジンが多い。

中ノ茶屋で他の客と談笑するうちに、近くに由緒ある「新屋(あらや)山神社」があることを知る。金運・パワーが授かる神様らしく九州からやってきてる人も。すごーい!それではパワーの神様へお参りしょう〜!
 「神は人の敬ひによって威を増し、人は神の徳によって運を添ふ」・・・”神人合体”とされ、「神社は個人に積極的に拠り所を提供すると同時に、共同体の結び付きにも内側から貢献するものである」と、書かれている。

数日後、パワーのご利益が早速あらわれたのか??!!卓球のラリーが430回続いた。これはすごい!と驚く。その勢いのまま、きれいな富士山を撮ろう〜とカチカチ山へ・・・。
晴天のもとにひろがる富士山はやはり素晴らしい。いくら眺めても飽きることはない。これからも、ゆっくり時間をかけ、大自然の神秘に触れる瞬間を味わっていきたい。
 

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馬返し近くの小屋で

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馬返し近くの小屋で

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吉田のうどん

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新屋山神社本宮

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新屋山神社・本宮

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カチカチ山から

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河口湖

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カチカチ山登山道

次回の更新は10月2日予定です

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2014年09月27日

富士山麓をぐるり散策(その7)根津記念館へ

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曼珠沙華が美しいころ、山梨市にある「根津記念館」へと向かう。そこの庭園に咲く曼珠沙華が美しいと聞き及んだからだが、なんと秋の草花がいっぱい咲き誇り、濃い藍色の庭のなかに佇むと、陽をあびた花々がまぶしく輝いている。ああ、きれいな庭園だなぁ!と、草花と自分の命を夢みる。生あるって楽しいなぁ〜と魂が蘇る思いがする。

根津記念館は、鉄道王と言われた実業家初代・根津喜一郎の実家であり、喜一郎の故郷山梨での「迎賓館」とされる。平成15年、根津家から寄贈を受けた山梨市が、およそ5年の歳月をかけ整備。平成20年会館となる。

根津喜一郎は、甲州財閥を代表する実業家として、芸術、文化を愛したが、教育分野を中心に、多方面にわたり社会貢献など、多くの功績を残した。常設展示では、喜一郎とはどんな人物であったかを、業績や残した数々の言葉と共に紹介されている。

特に印象に残った言葉 は、「成功は誠意と努力に在り」
「成功の秘訣は先づ、どこに無駄があるか、どこに不正があるか、不生産的な費用は、早く削除してしまう事である。それができたところで、初めて外へ向かって拡張する。」
「事業を経営する究極の目的は、決して金を儲けるということではない。国家や社会に本当に裨益しょうとする、真の目的がなくては栄えるものではない。」と、実業家としての未来への方向を保った言葉が多い。

喜一郎が関与した庭園には、サルスベリ、イチョウ、カヤなど日本庭園には珍しい高木があり、四季折々に咲く花が楽しめるが、秋の今、マツムシソウ、ヒガンバナ、ノギクなどの息吹を感じる。 庭の片隅に続く曲がった道を、私は花に寄り添い、花もまた歩みよってくるように思われる。ああ、お前は庭の花。だが、どんなにか夢を抱いて見つめたことだろう。ああ、耀けよ、耀けよ秋の草花!!

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根津記念館

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(次回の更新は9月30日の予定です)

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2014年09月25日

富士山周辺をぐるり散策(その6)笛吹川・フルーツ公園

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笛吹川・フルーツ公園は甲府盆地を見下ろす高台にあるので、眺望が素晴らしい。特に桃の花がピンク色の絨毯となる春、目がウルウルとなり、晴れた日には富士山も望むことができる。又、新日本三大夜景のひとつで、星空が天井と謳われる夜景がこれまた素晴らしい!海抜700mの夏の涼風、紅葉に包まれる秋の山々など四季折々の風情を楽しめる。今、秋のはじめ。ブドウ、モモ、リンゴ、西洋ナシ、クリ、ギンナン、ザクロなどが実っているにちがいないと車を走らせる。

フルーツ公園内にはくだもの広場、くだもの館、わんぱく広場、、果物工房、オーチャード、花の広場、噴水広場、遊具広場、ステージ広場など盛りだくさんの施設がすべて傾斜地にあるので、上ったり下ったりとハイキング感覚で散策する。まず、地元果樹農家直営のカフェのテラスでゆったりと。新鮮でおいしいフルーツとコーヒーで一呼吸。 

さあ、上って行こう〜。花を見やり、果物をいつくしみながら丘の頂にある「恋人の聖地」へ。山々に囲まれた甲府盆地の風景が柔らかに輝いている。まるで果実の内側のように熟れてみずみずしい風情・・・。フルーツセンターで地場野菜を買う。
足湯もある。眼下を見下ろしながら身も心も癒すのもよさそうだが、せっかくここまで来たのだからと「ほったらかし温泉」へ行こうと思い立つ。ほったらかし温泉はフルーツ公園の近くだが、徒歩では時間もかかるので、一旦、駐車場へもどり車で行くことに。途中、大戸屋ダイニングで昼食。地元の食材をふんだんに使った料理に大満足しながら駐車場へ戻り、車で坂道を上ってほったらかし温泉へ。 

海抜約700mの素朴な露天のほったらかし温泉には、「こっちの湯」と、「あっちの湯」の2つの浴場がある。「こっちの湯」は右に兜山、甲府盆地越しの正面に富士山を望み、「あっちの湯」は右に富士山、左に大菩薩嶺、眼下に甲府盆地の東部が広がってるもよう。どちらもよさそうだが、2倍の広さがある「あっちの湯」でまったりすることに。甲府盆地を一望できるロケーションと雄大さはたまらないが、バイクや車でしか来れない不便な秘境地ゆえほとんどの客が若者。そう、若者のエネルギーがみなぎってる温泉場って感じ。 

あいにく富士山は臨めなかったが、富士山の黄色い秋はこれから。ダケカンバがすっかり葉を落とし、きれいな樹肌を見せる頃、カラマツがきらきら輝き、落葉を始める。そして地面を黄色に染めると春への眠りにつく・・・そう、紅葉の秋模様はまさにこれから。じっくりと風情を味わっていこう〜!!

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日中友好のザクロ

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アーモンド

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富士屋ホテル

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恋人の聖地

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足湯

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ほったらかし温泉

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(次回の更新は9月27日の予定です)

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2014年09月09日

富士山麓をぐるり散策(その5)山中湖へ

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山中湖へ向かう。小屋を出ると間もなく富士山の姿が見えだす。今朝はどんなんかな?なんて見ながら車から眺めるのがほぼ日課。富士山は広大な山域に加え、ずば抜けた高さ、標高3776mが見る者を圧巻する。他の山々に比し優美で類なく美しい姿はまさに八面玲瓏で、何処から眺めても崩れない独立峰は、今日もまた、ちぎれた雲の隙間から漏れる光を捉えている。

今日は山中湖方面から富士山を眺め、そして山中湖畔平野にある天然温泉「石割の湯」でまったりしょう〜。ここの温泉は、無色透明で弱い硫黄臭を放っており、全国でも珍しい高アルカリ性。そう、マイルドな肌触りで、ながらくつかると肌がすべすべし、美容効果が得られるが、皮膚、冷え性にも効果あり。・・・というわけですでに何度か訪れているが、今回は娘と一緒にまったり。嬉しいなぁ〜。

途中、花の都公園で一休み。一面のダリア、百日草畑の向こう側に浮かび上がる富士山は、力強い姿ながら、なんとなく哀愁をも感じさせる。 山中湖畔に着く。あれ、富士山が見えない。北嶺の富士山はすっきり姿を見せていても、東側に回ってくると、雲がかかっていることが多い。まあ、いいだろう〜と、湖畔の風景に目を向けると、やゃっ、カバ「KABA]が揺れ動いている。カバだ!!泥水のなかでも、陸でも生きれる力強い動物君である。

水陸両用車のKABA BUSは、事前予約制のバスで一日6本運行されている。聞けば、ガイドの楽しい演出で「カバ」を盛り上げるという。まあ、お子様向けのお楽しみだろうが、一度乗ってみよう〜ってことに。 早速チケット売り場へ。なんと大人2200円で予約制。うぃぃ〜、カバは人気があるんだ! 2時間半後の15時30分発のカバに乗る予約をいれ、急いで少し離れた石割の湯へダッシュ。まったり、急いでまったり!ああ、いい湯だな〜。

バスターミナルがある「森の駅」へと。いよいよカバさんの登場!いらっしゃいませ〜!と元気スタッフさんの声とともにカバの出発。30分の遊覧だが、なかなか楽しめる。クイズあり歌あり、富士山の歴史ありと、ガイドさんの話は楽しい。湖上から眺めた富士山はかすんでいたが、大きく凛とした姿である。

陸と水上から富士山と山中湖の大自然を五感で体験できた。特にカバが山中湖に入る瞬間の様は圧巻!陸を走っていたカバが、突然、おだやかな仮面をはぎ取り、飛沫を飛ばしながら湖面へ猛ダッシュ。それはまるで異なった二つの動物君のよう。やがて水面でのんびりとぷかぷか浮かぶ。暑い折だからカバも気持ちいいかも。おかげで私たちの気分も爽快。ありがとう !!KABAの記念写真を手に帰路へ。
富士山周辺には、四季を通じて花があり、遊びがあり、芸術が、そして学びがある。次は秋の富士山を愛でにこよう!!

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鳴沢村で

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花の都公園で

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石割の湯温泉

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カバから眺めた風景

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午後4時の湖岸

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2014年09月07日

富士山麓をぐるり散策(その4)南アルプス・奈良田の里へ

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富士山麓に滞在中、私は毎日のごとく村の温泉に行き、まったりしながら窓越しから見える大きな富士山を眺める。夕方の至福時である。過ぎてしまった年月の暦は戻らなく、年々変化する周りの状況にいささか焦りを感じるが、富士山の姿は昔とちっとも変らない。時代を超え、国境を越えて人々を魅了する日本のシンボル、富士山はなんら変わらない。秀麗を失わずに輝いている。

温泉につかりながら、地元の人々とお話をする機会が多く、野菜の話、料理の話、村の歴史などに花が咲くが、温泉についての話も結構多い。どこどこの温泉の湯はバラの花びらが浮いてるよ。塩を全身につけサウナに入ると気持ちがいいよ。あの温泉の泉質は・・・などの情報を。おかげで、すでに数多くの温泉場へと出向いている。

皆さんのお勧め温泉の一つに「奈良田の里温泉」がある。奈良田は早川町の北、南アルプスの奥深くにあり、かっては秘境と呼ばれていたが、ここの温泉には、奈良時代の女帝孝謙天皇が病を癒されたという伝説が残る。
女帝孝謙天皇は、生来健康にすぐれないせいもあって神仏に祈祷し病の回復を祈願されていたが、あるとき、夢に老翁が現れて「甲斐の国の早川郷に効験あらたな霊湯がある。行けば必ずなおる」という。758年5月に奈良・吉野を出発され、奈良田にしばし滞在。そして温泉に入浴され病を治されたが、この地をこよなく愛され、以後8年間住まわれた。女帝孝謙天皇の故郷奈良の吉野に似ていることから奈良田と命名されたとある。

奈良田の里に訪れた人は口をそろえて言う。「なかなかいいよ、もう一度行きたいね。昔は険しい山道を通り抜け、へとへとになりながら行ったもんだけど、今はトンネルもでき、道路も整備されてるから日帰りでもOK!」

評判もよく、誰しもが行きたいと言うほどの奈良田の里温泉。私も源泉かけ流しの冷泉でまったりしょう〜と出かけてみる。
本栖湖のトンネルをくぐり一途甲府へ。80kmほど山道を走り抜けると奈良田湖が見えてくる。ここまで来ると奈良田の里の湯に着いたも同然。秘境地よ!ヤッホー!

奈良田湖にかかる長いつり橋を渡り「奈良田八幡神社」へお参り。ここ南アルプスの麓にある「秘境・奈良田」には特徴的な独自の文化が残ってる。それは、病を抱えていた孝謙天皇が療養に訪れたさい、七つの不思議なことが起こったことから「奈良田の七不思議」伝説として今も伝わっている。

奈良田伝承の孝謙天皇(奈良王)にまつわる七不思議とは、
@七段・・奈良田王様がお住みになった王平から早川河原まで、自然の七段になっているが、奈良の七条に倣ったものだと言われる。
A御符水・・奈良田の王様がお堀になった用水池で、どんな豪雨でも増減はなく、飲むと諸病に効能がある。
B塩の池・・塩を得ることに不便を感じられた奈良王様は、八幡神社に祈願されたところ、お手洗い池から塩水が湧くようになり、村人は、これを汲んで称した。
C洗濯池・・厳寒期の選択に苦労された奈良王様は、八幡神社に祈願して、温かい泉を掘られ、村人の苦労を救われた。
D染物池・・奈良王様がお衣をお染になられた池で、村人はこれで「タホ」布を染めて着た。
 E二羽ガラス・・奈良王様がご遷居中、烏が多くいて里人を苦しめたので、二羽だけにに封じられたので、それからは二羽だけになった。
F片葉の葦・・奈良王様が都へお帰りになられる時、おあとを慕った村人とともに、葦も北のほうを向いて片葉になった。

奈良田八幡社公園は、この七不思議のうち、塩の池、染物池の再現、片葉の葦の保護、観光客にやすらぎを潤いを満悦していただくことを旨としてつくられたそう。

さあ、温泉へ行こう〜。 温泉施設は、奈良田湖を見下ろす集落の高台にあり、瓦葺の大きな木造家屋。古風な旧家の雰囲気で、土間では特産の味噌や土産品がずらり並び、座敷が休憩所。奥にある山小屋風の建物が浴場「女帝の湯」。

入ると硫黄のにおいがプンプン。あれれ、ぬるぬる〜。湯は肌にねっとりまとわりつくって感じ。少しぬるめの湯につかっていると、肌がすべすべしてくる。入浴者を見れば登山者が多い。周りは山だらけだから当然かもしれないが、早朝に下山し温泉で体をほぐし帰路へ向かうパターンと聞く。食事処で「イワナ定食」を頂き、私たちも帰路へと。

途中、身延町にある「切り絵の美術館」に立ち寄る。日本を代表する切り絵の絵作家の作品が展示されている。そう、日本でも珍しい「切り絵」専門の美術館で、明治・大正・昭和の街風景が切り絵で表現されているが、すべて立体的である。創作に根気がなければ作品は輝かないだろう〜。隅々から小さな点と線を結ぶような精密さがなければきらめかないだろう〜。

富士山麓に近づくと、富士山がすっきり浮かんでいる。この瞬間、今すぐ撮ろう。ベストショットは逃がしたくないよね!

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本栖湖から

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奈良田湖

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塩見橋

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奈良田八幡神社

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奈良田八幡社公園

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奈良田の里温泉への坂道

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奈良田の里温泉

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富士川・切り絵の森美術館

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切り絵作品

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(次回の更新は9月9日の予定です)

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    2014年09月05日

    富士山麓をぐるり散策(その3)河口湖・オルゴールの森



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    河口湖北岸にある「オルゴールの森」へ再び訪れる。今回は音楽を愛する娘と一緒なので嬉しい。中世ヨーロッパの王族貴族が華やかに彩った655品種、3500株の薔薇の優雅さが漂う森には、ミュージアムリゾートがあり、オルゴールの展示メインホールでは、オルゴールの調べが作り出す世界に浸ったり、オルゴールの収集を見たりできる。
    ディスクオルゴールの鉄の櫛歯をはじきだされる優しい音色に、アルチサン達の技術の高さに感嘆する。当時、オルゴールは、音を楽しむ機械としてだけではなく、人々の心を癒すものとして存在していたのだろう。

    「ヒストリーホール」では、「フイルハーモニックオーケストリオン」の代表作「タイタニックモデル」が置かれている。これは豪華客船タイタニックに運び込まれる予定のオルゴールだったが、出港直前にとりやめになったが故、客船が遭難した折、奇跡的に難を逃れた。今、100年の時を経て荘厳な音楽を奏でる。

    又、二百数十年に及ぶ天才たちの努力から自動 ヴァイオリが誕生した「フオノリストヴァイオリンモデルB」もある。弓使いから指使いまでピアノとともに奏でる演奏に目を見張る。まるで名演奏家のようにしなやかで華麗!!

    1989年ドイツの名人形師が家族の一員として完成させた「フルートプレィヤー」は、あまりの愛らしさに感嘆!フルートの音色は誠に優雅で美しい。

    偶然ながら、エントラスホールで台湾少年少女合奏団の演奏を聴く機会を得る。遥かな悠久の時代をこえた名曲の数々を、現代の若者が新しい息吹を吹き込み、ゆっくりと音楽の世界の旅へと誘っていく・・・。いいね!!ひとりひとりの奏でる音色を、指揮者は、まるで花束を編むがごとく、まるめたり、ゆるめたり、堅く束ねたりしながら縁から真髄へとむすびつけていく・・。

    カリヨン広場で華やかな噴水ショウが始まる。池の中央から飛び跳ねる水の飛沫は、見ている者の驚きの目をつかみ、より前へと引きだす。そう、水の魔法の世界!!ソフトクリームにニッコリしながら、うっとりとやわらぐひと時を過ごす。

    オルゴールの森美術館の創立者の願いは、疲れた心を持つ人々の気持ちに役立てればとのこと。詩人イエーツが、ヘレンキムゼー城主ルードビィッヒ二世に捧げた言葉、「そっと歩いてくれたまえ、君たちは僕の夢の上を歩いているのだから」を思い出す。そう、そうです。私たちもそっと歩きます。心の中で踊り、幸福に満ちた甘い音の響きに心を寄ながら、今、そっと森を歩いていきます・・・

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    「フオノリストヴァイオリンモデルB]

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    タイタニックモデル(左端)

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    フルートプレィヤー(左から二番目)

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    エントラスホールでの台湾少年少女合奏団

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    (次回の更新は9月7日の予定です)

    posted by 森 すえ at 04:34| Comment(8) | TrackBack(0) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2014年09月03日

    富士山麓をぐるり散策(その2)笛吹の湯へ

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    村の温泉の休みは木曜日。そこでその日は遠くの温泉へと行くことが多い。今回は地元の人々をはじめ、奥秩父への登山や観光客、笛吹川の釣り人が訪れる「はやぶさ温泉」へ。どうだろう?源泉かけ流しの温泉である。豪奢なおもいにひたれるのかな?

    車は一途、山梨市へ向かい、ハイキングやトレッキングに適した道がたくさんある塩山へ。 秋の気配を感じるこの時期、山間にゆれ動く花、様々な果実が実る豊かな風情が素晴らしい。やがて塩山市市街地に入り、「塩山ふれあいセンター」でストップ。

    公園内を散策すると、フルーツパラダイスと名付けられた遊具広場がある。よく見ればどの遊具もフルーツの形で個性的なデザイン。これはグッドアイディア!!ブドウの遊具、ターザンロープなど、曲線で動くのでアトラクション気分になれそう〜。そう、眺めているだけでも楽しくなる。

    山梨市三富の道路わきに「桃」が売られている。6個500円。完熟桃でおいしそう!一つパクリ。美しいピンク色の果実の中は、これまた美しい白色の果肉。甘味が多く酸味が少ないのであっさりした味わい。出荷の時期を外した桃らしく超安く、超瑞々しい。

    笛吹川のせせらぎを聞きながら「はやぶさの湯」に到着。
    「こんにちは!」玄関に置かれたついたてに「人づてに想いをはせて、おとずれし、心やすらぐ、はやぶさの湯に」と書かれている。そう、私もまったりの至福時を享受しょう・・・

    ここの源泉は地下約600mから1000mにわたって12か所から湧き出る高アルカリ単純泉。泉温は、42度なので加熱はしていない。むろん洗い場の水やシャワーなども源泉。湯上りには肌がすべすべになり、湯冷めしにくいのが特徴でいい温泉と、リピーターも多い。特に花こう岩で作られた露天風は野趣にあふれている。それに、ごくん、ごくんと飲むことも可能。まるで私の体の血管から湯の花が咲きそう〜。ああ、いい湯だな〜!

    帰路、笛吹川中流域にある万力公園内の「ちどり湖」でしばし森林浴。ああ、今日も山梨の秘境の命のなかで過ごせたと、感謝しながら富士山麓へ・・・

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    塩山触れ合いセンター

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    はやぶさ温泉

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    万力公園・ちどり湖


    (次回の更新は9月5日の予定です)

    posted by 森 すえ at 05:24| Comment(10) | TrackBack(0) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする