2013年06月25日

富士山麓の風景(その5)

 

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  富士山 世界遺産に決定! おめでとうございます!!

 「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」と名称されていますが、まさに富士山は歴史あり、深い自然があり、美しい山容から、多くの人々が恋焦がれ、愛着すら覚える山。富士山の「富士」とは、その高さから比ぶべきものがないという意味の「不二」が飛鳥時代以降、「富士」という表記になったといわれます。

 4月から6月にかけて山麓をぐるりとめぐりながら、富士五湖の次の六番目の湖と言われる「田貫湖」あたりや河口湖での風景、そして、可愛いお花たち、ハニーサックル、ラベンダー、ポピー、藤の花など・・・自然の中で見つめた思い出の写真です。

 

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写真1〜5「田貫湖で」
   6〜19「河口湖周辺で」

 

posted by 森 すえ at 08:48| Comment(14) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月21日

富士山麓周辺の風景(その4)カチカチ山

 

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 河口湖から天上山へは何度か徒歩で登っている。梅雨のころの天上山は斜面に植えられた10万本のアジサイの花が一斉に咲き麗しいのだが、今回は富士山をしっかり眺めたいので、富士が雲隠れしない内にとロープウェイで、標高856mの河口湖畔から、1075mの天上山富士見台駅へと。山頂のカチカチ山公園に5分後到着。山頂公園はカチカチ山のいわれもあるように太宰治の名作「かちかち山」の舞台となったところだが、物語にちなんでタヌキやウサギの人形が置かれ楽しい雰囲気がある。展望台から眺めると冠雪の山がくっきりと見える〜。こんなに綺麗に姿を現すのは珍しい。河口湖も青く輝いている。白い富士山と湖が奏でる美しいコントラストにうっとりしながら、「天上の鐘」を鳴らす。カ〜ン〜♪ 鳴った・・・。幸せを呼ぶ鐘ともいわれ、ご利益もあるらしい〜。それと茶店で「カチカチ団子」をパクリ。このひと時、理由もなく幸せに思えてきたり、展望台から富士山を眺め、うん、富士山も私たちを見つめている・・・なんてね?!

 下山は徒歩。ミツバツツジなど花々が優しく微笑む山道は心地よい。風のない午後、山路に雲はなくすっきりした風景を眺めながら河口湖畔へ・・・

 私はこの風景を眺めるために天上山に時々登っているが、天上山はカチカチ山とも言われている。それは地元の伝承によるおとぎ話「カチカチ山」からのいわれから〜。
 ☆おとぎ話「カチカチ山」:
 むかし、この辺りに畑をおじいさんとおばあさんが住んでおりました。おじいさんは毎日、畑を耕しておりましたが、いたずらすきのタヌキが、まいた種や芋をほじくり返して畑を荒らすので、おじいさんはわなをしかけてタヌキを捕まえ家にもって帰りました。おじいさんはおばあさんに、タヌキ汁にするように言い残し畑へとでかけました。ところが、タヌキはおばあさんをだまして殺し、ばばあ汁を作りました。そして、タヌキはおばあさんに化けておじいさんの帰りを待ちました。
 畑から帰ったおじいさんは、ばばあじるを食べてしまいます。タヌキは「ばばあ汁を食った!!」と言って逃げてしまいます。おじいさんは、おいおいと泣きました。そこへウサギがやってきて「ひどいタヌキだ、こらしめてやろうー」と、タヌキの敵討ちにでます。
 
 タヌキをみつけ、食べ物かわりに柴を買ってくるように頼みました。タヌキが柴を買って背中に背負うと、ウサギは火打石で火をつけました。「なあ、ウサギよ、なんだかカチカチと音がしないか?」とタヌキは聞きました。「あれはカチカチ山のカチカチ鳥が鳴いているんだよ」とウサギが答えました。あっというまに火はぼうぼうと燃え、タヌキは泣きながら山をかけ降りていきました。
 次に、ウサギは見舞いの振りをしてタヌキに、やけどの薬と偽って芥子を渡しました。それを塗ったタヌキは痛みに転げまわりました。「やい、昨日はよくもだましたな!」とタヌキはウサギに言いました。「ごめん、ごめん。おわびに舟に乗せてあげるよ!」と、食いしん坊のタヌキを漁に誘い出し、ウサギは木の舟に、タヌキは泥の舟に乗りました。まもなくタヌキの泥の舟は溶けてどんどん沈んでいきます。ついにタヌキは溺れて死んでしまいました。こうして、ウサギは、おばあさんの敵をうちましたとさ。  おわり

 何時の頃か「 天上山=カチカチ山」となっているが、その謎を解く鍵が、作家・太宰 治の存在が大きい。太宰自身の小説「カチカチ山」『お伽草子』の冒頭で、<これは甲州、富士五湖の一つの河口湖畔、いま船津の裏山あたりで行はれた事件であるといふ。>と書いている。実は、太宰治は昭和13年に河口湖町御坂峠の天下茶屋に滞留中に書いた記述がこの謎「 天上山=カチカチ山」の根拠の一つ。

 おとぎ話「カチカチ山」話を現代風に仕立てて書いた小説「御伽草子」の「かちかち山」は、残酷でしつこく復讐をするウサギを、十代後半の潔癖で純真な少女に見立て、タヌキはそのウサギに恋をするゆえにどんな残酷な目にあっても辛抱をし、ウサギに嫌われてもしっこく付きまと哀れな中年男となっているが、少女の純粋さゆえの冷淡さと、恋する男の駄目さを描いた作品のようで、 天上山の頂上から少し下った広場にある宰治の詩碑に、「惚れたが悪いか」と書かれている。この言葉を言い残し溺死したタヌキ(中年男)が水底に沈むのを見送って、ウサギ(美少女)は笑を浮かべるってことかな・・・。
 
 さて、物語ではウサギやタヌキが登場するが、富士山麓では野生の鹿、リスなどもよく見かける。鹿は農作物やゆりなどの花々を荒らすと村人にすっかり嫌われているが、カチカチ山ではタヌキとウサギは可愛がられ人気もの。う〜ん、鹿さん、なんだか可愛そう〜。

 

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写真18枚目:太宰治の詩碑」

posted by 森 すえ at 09:52| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月19日

富士山麓周辺の風景(その3)本栖湖の芝桜

 

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 富士五湖の一つ、本栖湖(もとすこ)の一角に群生している見事な芝桜を見るのが春の楽しみの一つ。昨春はの芝桜は、霜で壊滅状態となったままGWに入り、「もう、花見はパスしょう〜」と諦めたもの。今年はゴールデンウイーク後に訪れると、なんと満開の光景が視界に飛び込んできた。うわぉ、なんと美しいこと!

 連日、テレビで芝桜の開花情報が流されていた。「開花も順調に進んで4分咲きを越えています。」とか、朝5時からの早朝営業をおこなっています〜。」とか、必死の宣伝に「ほろり」としたものの、好奇心の命ずるまま「富士芝桜まつり」に行くことにつながらなかった。満開でなくてもそれなりの見ごたえはあるかもと思ったが・・・。今、池の周りに5種類の芝桜が微笑中。そう、愛らしいピンク色、淡雪のような白色、鮮やかな赤色に濃いピンク色が太陽のほのかなきらめきに輝いている。やった!!

 本栖湖は1000円札にも登場している有名な湖。周囲12,9km、深度は138mあり深い。また、西湖や精進湖と同じ水位(902m)であることから三湖は同一の湖であったとも言われる。
 本栖湖には有名な竜伝説があるが、それは、 昔々、「セの海」と呼ばれ周囲23キロにも及ぶ大きな湖であった。海の東岸には500戸ほどの集落があり、村人は平和に暮らしていたが、ある年、湖から突然、龍が現れ「近いうちに富士のお山が噴火する」と告げ小富士(現在の竜ヶ岳)の頂上に登って行った。その日から地鳴りや振動が続き村人は避難する。西暦800年、富士山が大噴火する。やがて噴火も収まり村人達も帰ってきたが、爆発の溶岩流で「セの海」は今の本栖湖、精進湖、西湖と三つに分断される。家も畑も埋もれ人々は途方に暮れたが、湖には魚が泳ぎ山には獣の姿も臨めたので村人はここに住むことを決意。元の巣に帰る、と言う意味から名前を本栖(もとす)」となった」と言われる。

 本栖湖にまつわる不思議な伝説を思い描きながら、会場に造られた人工池を回った。赤い柴ザクラが池に映り美しい。周辺にさくツツジや野草を見ながらの帰路、本栖湖にも寄ってみた。湖に浮かぶ潜水艦型「もぐらん!」を眺めながら山梨名物の「ほうとう」を頂く午後のひと時、かぎりなくやさしい時間に思えた・・・

 

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2013年06月16日

富士山麓周辺の風景(その2)河口湖

 

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 四季折々に微妙に表情を変化させる富士山。その秀麗な姿はいつ見ても人の心を捉えて放さないが、この春、冠雪の富士山の美しさに思わずため息がでる。富士に魅せられ数え切れないほど写真を撮ったが、春から夏にかけては、もやに包まれることが多く全体像を見る機会は少ない。そう、今が最高!!GOー,GO

河口湖をぐるりを回る散策は何度もしているがいつも、澄んだ美しい姿の湖と富士山が見渡せるので気分爽快になる。それと・・・花。可愛い花に魅せられながら畑の歩んでゆく・・・。
 今年は雨や雪の日が少なかったこともあり、富士五湖の水位が下がり、河口湖に浮かぶ「六角堂」が地続き状態。毎年、湖の水面が気象によって盛り上がったり、沈んだりするのだが・・・そう、湖畔から六角堂をどんなにか術なく眺めたことだろう〜。今、六角堂へのお参りが許されるのだ。それ、行け!!たくさんの人の好奇の目と足が地に浮かぶ。

 あれれ、マラソンかな??
その日、すなわち4月26日(金曜日)「URTRA TRAIL MT.HUJI」が開催されていた。161.0Km。制限時時刻は46時間。ランナー達が山あり谷ありの富士山周辺を走っている。1位の所要時間は19時間39分だった。すごーい!!たまたま出くわしたゴール光景に圧倒!!みんな独ぽっちで走り続けたきたのに微笑がみえるのだ。うぅぅ強靭な心身に脱帽!いいなぁ〜。私も雰囲気を味わいたいと、リュックを購入し、はい、ポーズ。さあ、明日から体を鍛えよう〜。晴天に恵まれた河口湖周辺の光景に堪能しながら帰路へと・・・。

 

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2013年06月13日

富士山麓周辺の風景(その1)みつばつつじ

 

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五月,今年も鳴沢村のミツバツツジが輝きだした。うおぉ、待ってました!!うっとりするほど美しい!ミツバツツジは富士山の周辺に多く見られるが、鳴沢村のミツバツツジは、アカマツ林の木々の間に約1000 株6000 本が自生し、紅紫の独自な色合いで見る人を惹きつけ群生地は華麗な園と変身。寒い日がいつまでも続き、蕾の時期が長かったので、柔らかな花びらが陽光を受け開花するのを、どれほど待ち望んだことか・・・。

 ミツバツツジは枝の先に葉を3枚ついているところからミツバツツジの名がある。落葉低木で高さは3m ほど。葉は菱形で長さ4〜7cm。青木ヶ原の林に多く成育し、4 月下旬〜5 月にかけて美しい花を咲かせるが、花冠は深く5列、雄しべは5個。青木ヶ原より上部には、よく似たトウガクミツバツツジが生育するが、こちらは雄しべが10個なので見分けが簡単、簡単!

 ミツバツツジの群生地内を静かにそぞろ歩きをすると、幾重にも花びらが波紋を描いている。まさに紅紫の花の美しさと、アカマツ林の無言の空間が幻想的である。群落地はそう広くはないが、溶岩樹形の洞窟がいたるところにあり、その周りに咲くミツバツツジが優しく薫る。散策路に設けられた東屋やベンチに座り、日光に光る花を見つめていると、せっかちに、のんびりと、新たな喜びに向かって、たまゆらな遊び心がよみがえるひととき。おおっ、真正面に冠雪の富士山が、類なき美しいプロモーショでこちらを見ているよ〜。愛らしい「うぐいす」が鳴く山麓は、今、人々を魅惑の世界へと誘う季節となっている・・・。
 

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 写真1〜9「鳴沢村にて」
   10〜19「創造の森にて」

posted by 森 すえ at 09:11| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする