2017年11月14日

関東周辺をぐるり散策・美術館巡り&ダリア展

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10月の秋は雨日が多かった。なんとひと月間のうち21日は降ったという。秋の青空を仰げるのはわずか。嫌になっちゃう〜と言いたいところ。だが、今年の10月は再び来ない、また帰ってこない月日を愛おしみ、雨から心に浮かぶちょっぴり寂しいイメージを、明るい言葉に、行動にしてゆかねば。どんな天候であろうとも、日々のなかで喜びを見出さねば・・・。

10月は結構、美術館巡りを楽しんだ。芸術作品を通して、夢想の内部に入り、感性と溶け合うのに感動する。鮮明に眼の中でまき散らす新しい希望や、半ば忘れられた喜びを、具象化されるのがたまらなく嬉しい。

東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館で「生誕120年東郷青児展」を鑑賞。抒情と美のテーマで約230点が展示されていた。見どころは、藤田嗣治と対で制作した百貨店の大装飾画など1930年代作品。激動の時代の画家の多彩な美術作品60点も展示されていたが、私は若かりし頃の東郷青児の油絵にぐっと惹かれた。

「オットー・ネーベル展」をBunkamuraザ・ミュージアムで鑑賞。スイス、ドイツで活躍した画家のオットー・ネーベルは、シャガール、クレーなど同時代の画風を追求し、取り入れながら独自の様式を確立していくプロセスの回顧展であった。絵具を細かく重ね合わせ、重厚性と色合いの輝きを醸す手法に画家の個性を観た。

東京国立博物館で「運慶展」を鑑賞。運慶は日本を代表する仏師。鎌倉幕府と運慶仏の霊験伝説をもとに信仰された関連作品には、運慶の父や息子の展示もあったが、運慶の像には最も動きがあり、気迫のこもった筋肉の動きが腰で止まっていた。ほんに魅了的!鑑賞するというより、人間的な仏さまと出会うという感覚であった。

新国立美術館で「安藤忠雄展」を鑑賞。半世紀に及ぶ挑戦の軌跡を回顧し、未来の展望に迫っていた。安藤忠雄さんは1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、1969年より、「都市ゲリラ」として建築設計活動をスタート。常に斬新な建築作品を創作し、1990年以降、環境再生、震災復興など社会活動にも取り組む。会場では「原点、住まい」「光」「余白の時間」「場所を読む」「あるものを生かしてないものを創る」「育てる」という6つのセクションに分かれていたが、「光の教会」などを観るにつけ、安藤さんは空白や空に惹かれる建築家に思えた。

私は何年か前、瀬戸内海の「直島」で安藤忠雄さんの、文化との豊かさと、無限の可能性を追求した建築に、強いインパクトを受けたのを覚えている。安藤忠雄さんは、2009年と14年には、がんの手術も受けられているが、今も国内外を駆けまわり、講師もこなされる。「人々の記憶に残り、あってよかったと思ってもらえるものをつくりたい」と語り、体と好奇心のメンテナンスを心がけ、新たな挑戦へ全力投球をされる姿に、ただ敬服し感動するのみである。

「ゴッホ展・巡り行く日本の夢」を東京都美術館で鑑賞。油彩画やデザイン約40点、同時代の画家の作品や浮世絵など約50点など展示されていた。フィンセント・ファン・ゴッホは、パリ時代からアルル時代の全般に掛け、日本に高い関心を寄せていた。浮世絵や日本に関する文献からさまざまな刺激を受けながら、絵画表現を模索し、浮世絵版画の模写による油彩画を描いた。日本訪問は一度もなかったが、ゴッホにとって日本は創意の源であり、夢の国であった。ゴッホの日本への夢がこんなにも強く、深く巡っていたとは・・・。私は日本人として、感慨はかり知れない大きな喜びを感じる。ゴッホの死後、日本の芸術家や知識人がゴッホに憧れ、墓のある地、オーベル・シュル・オワーズを巡礼していたとか。

「北斎とジャポニスム展」を国立西洋美術館で観る。モネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンなどおなじみの西洋画家の名作220点、北斎の錦絵約40点、版本約70点などが展示されていた。西洋画家が北斎の異文化との出会いによって生み出された芸術の傑作の数々を堪能。北斎の描いた人のポーズ、風景のリズム、自然の魅力、モチィーフなどが西洋画家の画風に強烈に反映されていたのに驚いた。なるほど!北斎が西洋に与えた衝撃はこんなにも大きかったのだ!と北斎の魅力を新たに感じた。

国立西洋美術館を後にし、友人と上野東照宮のぼたん苑へ回った。今年から初めて”秋のダリア展”を開催中というのでカメラを抱えいそいそ。先だって昭和記念公園でダリアの美にうっとりしたばかりだが、ダリヤもところ変われば品も変わってるかもしれない・・・。民家の軒先や庭先を想定した造園つくりに数輪のダリア、鮮やかな傘の下で微笑む大輪を見つめながら苑を回る。「ここのダリアは、ちょっぴりお澄ましして優雅ね、ホント、こんなにもいろいろな種類があるのね、あれれ、すごーく綺麗!」と、友人と話し合う。日本本来の風流が醸す美の雰囲気はやはり良い。

ダリアはメキシコ原産のキク科の植物で、日本には江戸時代に渡来した。牡丹に似ているということで「天竺牡丹」という和名があるが、「ダリア」の名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデシュ・ダール (Anders Dahl) にちなむとある。確かにダリアと牡丹はよく似ているね、と友人とにっこり。カラフルな花色と多様な咲き方をする130種300株のダリアを前に感慨深かった。苑のそばにある上野東照宮にお参り。

上野東照宮は徳川家康を祀る神社。牡丹が有名で冬と春に「ぼたん祭」が行われている。春、牡丹を鑑賞したので、秋のダリアをも観れて本当に良かった。宮内で写真をパチパチ撮っていると、お参りを済ませたメキシコ青年が、「お二人のツーショットを撮りましょうか?」とにっこり。そして一言二言の楽しい会話。秋のこの日、メキシコ原産のダリアと、若きメキシコ人に出会えて本当によかった。それに・・・ラッキーなことに、限定付きのダリアの押し印された御朱印もいただけたし・・・、おお、おお、この喜びよ!と、私は瞳の奥で歓声をあげていた。
          瞬間々々
          ダリアのあなたは静かに
         わたしを見つめている
         わたしの夢も願いも
         すべて見わたしている

         煩悩の苦しみ
         燃える憧れ
         何かに心が焼きつけられ
         わたしの魂が開けられ
         ほほえみつつ何かが消えいるのを
         ダリアのあなたは見つめている

         陽光がダリアの輪へと動くとき
        わたしの 内なる耀きも揺れうごく
    純粋な矛盾と喜びを感じつつ   
         ゆったりと深呼吸し
         ひざまずき
        伏し目がちに見るわたしを
         ダリアのあなたは見つめている

171104_上野公園_002_s.jpg上野公園
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上野東照宮
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ぼたん苑
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願い事のメッセージ板
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苑からの五重塔
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東照宮内で
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ダリアの押し印付きの御朱印
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メキシコの青年と
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上野公園で
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オットー・ネーベル展
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東郷青児生誕100年展
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運慶展
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運慶展
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安藤忠雄展
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ゴッホ展
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北斎とジャポ二スム展
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2017年11月07日

富士山麓をぐるり散策(その2)カチカチ山&河口湖周辺

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翌日の27日も晴天。日差しが高い梢の中からふりそそいでいる。それではカチカチ山(天上山)を登ってみょう〜と河口湖へ向かう。9時、湖畔から登山道に入り、急坂を登りだす。ほとんどの人は河口湖畔駅からロープウェイに乗り、富士見台駅まで行くので登山者はあまり見かけない。夏場だとトレーニングで駆け上がる学生や、三つ峠までトレッキングする登山者とすれ違うが、たいがいは私一人。で、のんびりと風景に溶け込みながら頂きを目指すが、実に爽快。小屋に滞在中、まるで習慣のように、カチカチ山登山をし、富士山と眼差しを交しているが、もう何回登ったのか?

40分後、天上の展望台に到着。ヤッホー!冠雪の大きな富士山が、大きな空の中で輝いている。雲が、光が、刻々と変化する舞台で、刻々と表情を変えている。瞬間、最高のシャッターチャンスと一枚。「天上の鐘」からも一枚。富士山と河口湖の絶景を目とカメラに収めた後、カチカチ山の名物、タヌキ団子をパクリ。うぃぃ〜幸せ!!

「ウサギ神社」をお参り。三つ峠の登山者や観光客の安全、健脚を祈願してうさぎの御神体をお祀りしているが、狛犬ならぬ「狛うさぎ」が2体おり、一体の「夢見兎」の頭をなでると知恵が、もう一体の「富士見兎」の脚をなでると健脚が授かるとある。私は兎の頭と脚をなでながら、これで知恵も健脚も授かったとぴょんぴょん。そしてもう少し奥地へと歩を進めた。

カチカチ山展望台(標高1,075メートル)の奥にある山道を15分ほどさらに登ったところが本来の天上山山頂。天上山は、かつては嘯山(うそぶきやま)とも呼ばれていたが、この嘯山の頂に小御嶽神社が祀られている。北麓農民が農閑期に、富士山に入山して木を伐り、角材・板材に木挽きを業としていたので、郷に残る家族は、入山者の無事を祈願するため、富士山の小御嶽神社と対峙するこの地を選び、分祀し、祈願所としたとある。
昨日、母の白滝でも小御嶽神社にお参りしたが、富士山五合目の小御嶽神社と対峙する山間に、いくつかの小御嶽神社があるのだろう。富士山を崇拝し、信仰し、愛でる人々の足跡がそこかしこに発見した思い。

晴天の下、多くの外国人が目立ったが、冠雪の富士と出会えて、みな満足げな表情だった。眼下に河口湖を望みながら下山へ。観光地として華やぐ湖畔をゆっくり巡ってみると、余りの美しさに魅入ることがある。江戸期の「富士山道しるべ」でも、甲州第一の大湖として河口湖からの富士山の眺望がたたえられている。古代には富士山は登る山ではなく、仰ぎみる霊山だった。噴火が鎮まり、富士登山の幕が下りても、富士山を遠くから望む素晴らしさを日本人は称えたとある。その富士山を、麓の湖水や桜、紅葉などの美しい自然とともに愛でる最高の展望地が河口湖だった。

滞在中、河口湖周辺を散策することが多いのも、湖畔周辺に根付いた文化、美術などが品よく華やかに開花しつつあるから。富士山を眺めながら、美術館やいくつかの自然公園、パン工房、洒落たレストラン、道の駅など巡っていると、都会にない幸せな気分になる。無論、温泉も癒しの根幹を担っているが。村の温泉で寛ぎなら、「なあ、ニンジンもっていきな〜」と大きな大きなニンジンを7本。こんな超サイズのを食べるのは初めてなので、こわごわ口にすると、わおぉ〜何のその、昔のニンジンの味がした。美味しすぎと、友達にもお裾分けを。また、大根、トウモロコシ、サンド豆・・・今年はキューりが豊作だったとかでたくさん頂いた。どの野菜も村の畑の香りがした。その香りを吸って吸って、感謝した。

29日、台風の影響で横やりの雨が降り続く中、帰京。振り向けば、冠雪の富士山か消えていた。おや、あの白いお山はまぼろしだったのかな?滞在中、たった二日間の豪奢な思い出がうそのように、富士山は逞しい山肌に変化していた。
           温顔  
          穏やかな顔、
         温かみのある顔
         人はそう感じ、
         その顔から安らぎを覚える

         笑顔は意識すればできる
         温顔は意のままに作れない
         人の心を解きほぐし
         人の優しさに触れていく顔
         かたくなに閉じた心を解放し
         委ねて任せたくなる人の顔

         温顔はその人の心の現れ
         美しく優しい顔
         広き心が内面から現われ
         ひきつける魅力ある顔
         オーラが漂う顔なのです

         温顔は車前草のよう
         人や車に踏まれても再生する
         生まれながらの気質
         温顔は車前草
         人に優しさを伝える道端の草
         土のぬくもりを与える雑草です

         優しさで周りを眺められたとき
         温顔は生まれる
         その人の心顔、仏顔なのです
         慈悲心が豊かになった時
         味のある顔、温顔が生まれる

         素晴らしい顔、魅力ある顔
         穏やかな顔の内面は
         慈悲心と利己心との戦い
         自己確立にうろたえる顔
         ああ、温顔は憧れの顔なのです

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天上山(カチカチ山)展望台から
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カチカチ山展望台
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天上山(嘯山)の小御嶽神社
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河口湖
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河口湖畔から
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六角堂
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ビビンバ
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おむすび定食
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2017年11月02日

富士山麓をぐるり散策(その1)大石公園&鳴沢村の秋模様

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10月の後半、二つの大きな台風に見舞われた。21号と22号は週末にかけて雨、風を伴い日本を通過。やれやれ、秋空の下、富士山麓を散策する予定も大いに崩れ、今回は台風の通過を待ち、24日、爽やか夢を求め富士山麓の小屋へと向かった・・・。ヤッホーって叫びたいところだが、こちらでもぱっとしない天候で気分も紅潮しない。そうだ!!先ずウオークをするに限ると村一周をてくてく。夕方、久しぶりに村の温泉で顔なじみの仲間と談笑。やっと「赤い心」が蘇った。

翌日も雨だったが、卓球仲間とラリーを楽しみ心は晴天。午後から、村の運動クラブへと。お手玉や、ボールで全身を動かし心身のバランスをとった。そう、思い通りにならない、だから向き合った仲間と体を動かすチャンスに嬉し涙と、心地よい汗を流した。ちょっぴり疲れたが楽しかった。

26日、晴天。冠雪の富士山が現れた。待ちに待った雄々しき姿にニッコリ。さあ、五合目に行こう〜。奥庭やお中道から富士の秋模様を眺めたいとスバルラインへと突入。が、雪のため4合目までしか登れないと言われ、5合目近くにある奥庭へは通行止めだった。残念だが仕方がない。富士山の秋は黄色が主体。ダケカンバがすっかり葉を落としたころ、カラマツがきらきらと輝き落葉を始める。昨秋、五合目のお中道をウオークした時、黄葉したカラマツを林越しに臨んだ神々しき富士山頂が目に浮かぶ。ミズナラ、シラビソ、オンダテ、コケモモなどが生えるお中道は天と地の境目、その中をさまよいながら、富士山と会話し触れ合ったのが懐かしい。

それでは河口浅間神社から母の白滝へ回ろうと予定変更。富士山信仰の対象と芸術の源泉の構成資産として、世界文化遺産に登録されいる河口浅間神社だが、歴史の始まりは、富士山の噴火を鎮めるため建立された864年から。境内に7本のスギの御神木があるが、これらの杉はいずれも樹齢1,200年に及ぶ巨木で、山梨県指定の天然記念物になっている。
また、杉、檜、つが、けやき、もみ(樹齢800年を超える)松、栃、などが百本以上もあり、境内は荘厳で厳粛な雰囲気を醸している。小屋に滞在中、必ず一度はお参りをするお気に入りの河口浅間神社である。

奥山にある母の白滝へと。母の白滝神社は河口浅間神社の末社で、富士山五合目にある冨士山小御嶽(ふじさんこみたけ)神社より分祀し建立された。富士山を正面に見据える立地にあり、展望台からの眺めは素晴らしい。おりしも昨夜、雪が降り真っ白な富士山だった。母の白滝も、連続的に降り続いた雨で水かさが増え、しぶきをあげながら流れる姿に思わず後ずさり。 平安時代から、富士登山者が登山の前に身を清めていた場所でもあり、マイナスイオンが満ちるパワースポットある。

河口湖湖畔をぐるりと散策開始。先ず大石公園へ。全長350メートルの花街道をゆっくり歩いていると、紅葉したコキアに出会い嬉しくなる。まさに紅い秋色風景で心も安らぐ。外国人が多く訪れる大石公園だが、晴天の日ならでわの明るさが漂っている。遠くで近くで、富士山と花を交互に見つめながら、歓喜のささやきの分かち合いが聞こえる。そして私は、その光景につられ同じ言葉を、違った風に強調している。おぉぉ〜いいね。晴れ間のひと時、心の傾きにさらされて湖を一回りし、昼食を楽しんだ後、再び村周辺で小さな秋色の発見を楽しんだ。夕刻、温泉「ゆらり」で富士を眺めながらまったり。今日の散策は富士山と共にあったのだった。

     やがて風雨は一休み

    林を吹き抜ける風は
    やがて杉の木を叩き
    私の胸をも吹き抜ける
    神が宿ると信じるススキが原
    赤松の木々も散策路に集まり
    誰も通らない神秘な空間を
    風は忍ぶように渦巻き吹き通る

    私の手も顔も紅く染まる秋模様
    その手にぽつぽつ降る雨
    見れば
    しずくで雑木林の木肌や
    赤い葉、青い葉もつややかなれど
    降り続いた雨も一休み
    やがて、山路は風景の中で輝きをます


171024_別荘周辺_113_s.jpg鳴沢村周辺の秋模様
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富士スバルライン

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河口湖周辺・大石公園
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母の白滝展望台

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母の白滝
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河口浅間神社
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七本杉
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諏訪神社
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河口浅間神社の境内
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